□9.それぞれの裏話 その１ ページ9
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□3.轟焦凍
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『くどいです』
轟くんにそう言って先に歩こうとした時だった。
飯田「白野くんっ！！」
『！』
大声で名字を呼ばれたため反射的に振り返ると飯田くんが今までに見たことない程の速さの競歩でこちらに迫って来る。なにあれこわい。
飯田「すまない！僕が不甲斐ないばかりに代わりに荷物運びをさせてしまい」
『いえ、私が勝手にしたことなので』
飯田「白野くんはなんて健気なんだ！！しかし！これは僕に頼まれた仕事だ！頼まれたからには僕が責任持って職員室に運ぶ！轟くんにも持たせてしまい本当に申し訳ない！！」
轟「お」
飯田くんは私と轟くんから荷物を奪い取ると「それでは！！」とまたもや凄く速い競歩で廊下を爽快に歩いて行く。
轟「……」
『……』
轟「俺、あんな速い競歩見たことねぇ」
『私もです。
……写真撮りたかったです』
轟「俺も」
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□
真面目すぎるよ飯田くん
□
『あれも飯田くんの個性なんですかね』
轟「知らねぇ」
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□4.上鳴電気
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耳郎「あんまアイツと絡まない方がいいよ」
『え？』
耳郎「バカが移るよ」
『アイツ……とは？』
耳郎「上鳴」
お風呂に浸かってると私の隣に座っている耳郎さんが「アンタ可愛いから狙われると思ったよ」と私の頬をつつく。
『可愛い……ですか？』
耳郎「うん」
『私が……ですか？』
耳郎「うん」
『でも爆豪くんにブスと言われました』
耳郎「アイツはただ素直になれないだけだって」
……なんか、よくわからない
誰の言葉が一番正しいのだろうか。
それでもちゃんとわかってることはある。
『もし、上鳴くんが私のこと可愛いと思ってくれているのなら、それはそれでとても嬉しいです』
耳郎「……騙されてる？」
『騙されてません。
……私、笑顔とか不得意で無愛想で女らしくないと思っていたので耳郎さんや上鳴くんに可愛いと思われているのなら凄く嬉しいです』
耳郎「……」
『耳郎さんはかっこよくて綺麗だと私は思います』
耳郎「……健気かよ」
『？』
□
□
好感度アップ(女子の)
□
麗日「キュンとくるわ〜」←ずっと隣にいた
芦戸「私が男ったら惚れてた」←後ろにいた
『え』
八百万「素敵ですわ白野さんっ」←脱衣所にいたけど聞こえてた
耳郎「これじゃライバル増える一方だね〜上鳴の」
『？』
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人間 - すっごく面白いです！！頑張ってください！応援してます！（語彙力） (2019年9月6日 19時) (
レス) id: b33d8396d9 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 喰み娘さん» コメントありがとうございます。そういう使い方もありますね。アドバイスありがとうございます (2019年9月6日 18時) (レス) id: 5b22ab9dc3 (このIDを非表示/違反報告)
喰み娘(プロフ) - 下記とは関係のないご提案なのですが、6.常闇くんのお話の中にて「お花を水に入れて浸す」という表現をされていますが「浸す」より「挿す(サす)」の方が主様のご意向に添った表現になるのではないかと思いました。 (2019年9月6日 16時) (レス) id: b53e9bb8fb (このIDを非表示/違反報告)
喰み娘(プロフ) - 初めまして！個人的に1.緑谷くんとの話が好みです。ジ○リが好きなのも好印象だし夢主の夢が朝屋根の上でトランペットを吹くというのも笑えました。 (2019年9月6日 16時) (レス) id: b53e9bb8fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2019年9月1日 3時
