■17.個性��タイプ�� ページ17
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帰りのホームルームを終え、鞄を持って教室を出ようとすると「白野さん！」と麗日さんに呼ばれ振り返る。
『なんでしょうか？』
麗日「この後暇ですか！？」
『暇ではないです。今から保健室にいる八百万さんに荷物を届けなくてはいけないので』
私のせいで６時間目と７時間目を欠席してしまった保健室にいる八百万さんに詫びとして鞄を届けようとした私。
麗日「わ、私も行く！」
『……別に、構いませんが』
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麗日「私、気になってたんよ」
『何がです？』
麗日「八百万さんが保健室で２時間も休む筈ないと思ったから心配していたんよ。そんな大きな怪我してなかったと思うし八百万さんに限って授業をサボる筈もあらへんしな」
『あー……』
廊下を歩きながら的確な疑問に触れる麗日さん。
ごもっともだ。
説明するしかない。
『私の��個性��はもうご存知ですよね』
麗日「見たは見たけど……白野さんの個性は血とか操るとかそういうやつなん？」
『違います。
私の個性は��タイプ��という戦う相手によって自分の個性が変化するような感じです』
麗日「……ポ○モン？」
『簡単に言えばそうなります。普段の私は身体の中にある液体を操り武器などにしながら戦います』
麗日「だから血を使ってたんやね！」
『血の他にも涙や涎なども使えますが涙はすぐには流せませんし涎は汚いのでNGです』
麗日「あー……」
一度傷口の血が乾いて使えない状態になった事があるため涎で武器を創ろうと試みたが衛生的にも精神的にもクるので断念したのだ。
『ここまでの私は��ノーマルタイプ��です』
麗日「お、おう」
『先程は時間がギリギリでしたので手っ取り早く終わらせるため八百万さんの個性の物を創れるという特性を読み込み、バズーカをぶっ放したということです』
麗日「そんなことが出来るん！？」
『コピーに似たような個性ですが私の場合は他人の個性を読み込み自分の個性にダウンロードする感じなので実質私の個性で戦っています』
麗日「……コンピューターみたいやね〜」
『それでもって代償があったりなかったり』
麗日「え」
『読み込まれた相手、つまり八百万さんの個性の特性を私が読み込み使ってしまうと八百万さんの体調が極端に悪くなってしまうんです』
私がそう言うと「……最強やん」と呟く麗日さんの顔はちゃんと理解していないようだった。
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人間 - すっごく面白いです！！頑張ってください！応援してます！（語彙力） (2019年9月6日 19時) (
レス) id: b33d8396d9 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 喰み娘さん» コメントありがとうございます。そういう使い方もありますね。アドバイスありがとうございます (2019年9月6日 18時) (レス) id: 5b22ab9dc3 (このIDを非表示/違反報告)
喰み娘(プロフ) - 下記とは関係のないご提案なのですが、6.常闇くんのお話の中にて「お花を水に入れて浸す」という表現をされていますが「浸す」より「挿す(サす)」の方が主様のご意向に添った表現になるのではないかと思いました。 (2019年9月6日 16時) (レス) id: b53e9bb8fb (このIDを非表示/違反報告)
喰み娘(プロフ) - 初めまして！個人的に1.緑谷くんとの話が好みです。ジ○リが好きなのも好印象だし夢主の夢が朝屋根の上でトランペットを吹くというのも笑えました。 (2019年9月6日 16時) (レス) id: b53e9bb8fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2019年9月1日 3時
