◆1914. 俺 ノ 目 ヲ＿＿ ページ4
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「そこをどけ！ 俺は脱出用ターミナルへ行かせてもらう！」
ジャミル「やれやれ……仕方がないな」
レオナ先輩の手を振り払い、早々とこの場を立ち去ろうとスタッフの男は立ち上がろうとすると、ジャミル先輩がその男に手を差し伸べる。
ジャミル「どうぞ落ち着いて。脱出されるにしても、おひとりでは不安でしょう？ 僕達に目的地まで警護させてください」
「え……？」
『(��僕��……？)』
ジャミル先輩の態度に違和感。
スタッフの男はジャミル先輩の顔を見た、その時だった。
ジャミル「フッ……俺の目を見たな！
��瞳に映るはお前の主人。尋ねれば答えよ。命じれば頭を垂れよ＿＿＿＿＿スネーク・ウィスパー��」
「……あ……」
ジャミル「ＩＤカードは持っているな？ さあ、扉を開けてもらおうか」
「はい……ご主人様……」
『いや、容易っ！！』
昨今の「私は屈しない」と言ったそばから屈する女騎士の如く誘導が容易い。
やっぱ他人を操るタイプのユニーク魔法って怖ぁ。
効かないけど。
アズール「さすがはジャミルさん。手際がよろしいことで」
ヴィル「このスタッフ、〈��ケルベロス・システム��が乗っ取られた〉とか言っていたわよね。どういうことか、聞き出すことはできないの？」
ジャミル「俺のユニーク魔法はあくまで対象の意識を乗っ取り、操れるだけにすぎません。 ジェイドのユニーク魔法のように、対象自身から狙った情報��だけ��をピンポイントで引き出すことは難しいですね。 やりようによっては、結果として似た成果を得ることも可能かもしれませんが……」
『そしたら君の目を見れなくなっちゃうよ……』
ジャミル「…………………………ん？」
ジェイドのユニーク魔法ってたしか対象から有力な情報をなんでも聞き出せるけれど、今後そいつには魔法をかけられない。
例えるなら、以前にホリデーの際、つまりジャミル先輩の陰謀に巻き込まれた時、カリムから情報を聞き出すためにジェイドがカリムにユニーク魔法をかけた。 しかし、今後一切一生、ジェイドはカリムに自身のユニーク魔法をかけられないということだ。
強いユニーク魔法ほど、代償が大きくなる。
しかし、ジャミル先輩はユニーク魔法を同じ相手に何度もかけられる。 ジェイドのユニーク魔法に似た使い方を習得してしまえばジャミル先輩のユニーク魔法は完全に強いものになる。
まあ、僕は効かないけれども。
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◆1915. ワザト デス→←◆1913. 迷子 ノ ��化け物��
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冬雪(プロフ) - 星空ブリキさん» コメントありがとうございます。頑張ります (2022年5月27日 9時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - バトル、勝てぬ……。だからこれでネタバレ見y((最初のお話から読んでます! これからも頑張ってください! (2022年5月27日 8時) (レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 甘党おうどんさん» コメントありがとうございます。自分もあの連続バトルは苦戦しました。読んでくださるのとても嬉しいです (2022年5月26日 18時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
甘党おうどん(プロフ) - うぅぅ…この小説更新されたら爆速で読み進めたいのに…6章のバトルが編成弱すぎて勝てない…ネタバレは喰らいたくない…だが読みたい……よし、読もう() (2022年5月26日 18時) (レス) @page44 id: 564d3ed6e9 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - るきあさん» コメントありがとうございます。たくさん食べていただけると嬉しいです。頑張ります (2022年5月25日 21時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2022年4月21日 0時
