◆1926. 排除 シマス ページ16
Ｎｏ ｓａｉｄ.
Aとヴィル・シェーンハイトは同時に振り返り、２人でカローン１体に素手で殴り吹き飛ばす。
ヴィル「ナイトレイブンカレッジの中でも１番歴史あるポムフィオーレの寮長として言わせてもらうけど、積み重ねと研鑽でしか生み出せない技術や美しさは、確かに存在する。 それを全て無に帰すなんて、到底許せることじゃない」
『もっと言ったれ、オネエ様！』
魔法で、壊す。貫く。斬る。時々素手で殴る。
けれどカローンは減らない。
彼らも、このままでは魔力が保たない、という恐れを抱きながら��可能性��がある限り、カローン達に立ち向かう。
「パワードアーマー、管制室到着まで残り１００ｍ！ き、来ます！」
ジャミル「あなた達の中に、戦える者はいないのか！」
「本部に勤務する〈S.T.Y.X〉所員のほとんどは、魔法士ではない。 魔力保有量が少なく、ブロットによる暴走の可能性が低い人間が採用されているんだ……！」
『じゃあ誰も君達のことを守れないじゃないか！』
「……！！」
オペレーター達の目の前には、小さな身体でカローン達に立ち向かうAがいた。
レオナ「はっ、なるほど。そりゃ理にかなってるな」
「〈S.T.Y.X〉製の魔導武器は全て、オルトの制御下におかれてしまって起動すらできない」
「パワードアーマーと接触まで残り３０ｍ！ …………ん！？ な、なんだこれは？」
「どうした！？」
「連絡通路上にて、３体のパワードアーマーが活動停止。 さらに、５……７体……次々と停止していきます」
『危ないっ！！』
「……え？」
画面に釘付けになっていた１人の女性オペレーターは自分に攻撃が迫っていることに気付かなかった。
しかしAに押し退けられ、女性オペレーターは事なきを得るが、身代わりにAの腕に魔導ビームが当たり、吹き飛ぶ。
「あぁ……っ！ そんな！！」
Aの腕は一瞬で再生するが、カローンによって振り回される光の鞭がAの足を掴み取り、Aを宙吊りにする。
『！ しまっ……』
アズール「Aさんっ！！」
リドル「Aっ！！」
レオナ「オイ、よそ見をするな！」
アズール・アーシェングロットとリドル・ローズハートがAの救出に向かうが、カローンの攻撃よって行く手を遮られる。
彼らにも、彼女にもカローンの武器を向けられる。
〈ターゲットを捕捉。排除します〉
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冬雪(プロフ) - 星空ブリキさん» コメントありがとうございます。頑張ります (2022年5月27日 9時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - バトル、勝てぬ……。だからこれでネタバレ見y((最初のお話から読んでます! これからも頑張ってください! (2022年5月27日 8時) (レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 甘党おうどんさん» コメントありがとうございます。自分もあの連続バトルは苦戦しました。読んでくださるのとても嬉しいです (2022年5月26日 18時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
甘党おうどん(プロフ) - うぅぅ…この小説更新されたら爆速で読み進めたいのに…6章のバトルが編成弱すぎて勝てない…ネタバレは喰らいたくない…だが読みたい……よし、読もう() (2022年5月26日 18時) (レス) @page44 id: 564d3ed6e9 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - るきあさん» コメントありがとうございます。たくさん食べていただけると嬉しいです。頑張ります (2022年5月25日 21時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2022年4月21日 0時
