◆1912. 歓喜 ノ 救助 ページ2
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アズール「せめて１人でもスタッフが姿を見せてくれれば、締め上げ……いえ、事情を説明し道案内をしてもらうのですが」
『締め上げたほうが手っ取り早いような気がするけど』
アズール「僕の訂正を台無しにしないでくださいよ、Aさん」
締め上げる……いや、絞めてあげるなんて御宅の双子の片方がよく言っていることじゃないですか、というツッコミは置いといて。
施設内を歩き回って結構経ったような感覚はあるけれども、未だにそれらしき人物には会えていないのも事実。 出会えたとしても中身がないカローンだろう。
けれどゆっくりもしていられない。
管制室に向かうなら、手っ取り早いほうがいいんだろうけど、魔力に制限がある先輩達に無理させるわけにもいかない。
やはりここは地道に歩いて行ったほうがいいのか、と曲がり角を曲がった刹那、
どこからか、爆発音が聞こえた。
「！！？？」その場にいた全員が驚き、咄嗟に振り向く。
ヴィル「なに！？」
『……あ！ アレ見てください！』
僕はこっちに向かってくる��奴ら��を指差した。
「ひ、ヒィ！！ 助けてくれェ！」
〈魔導ビーム再装填完了。 ターゲット・ロックオン〉
ずっと会いたかった〈S.T.Y.X〉のスタッフらしき奴がカローン数体に追われている最中だった。
それを見た僕とアズールは笑顔で互いの手を合わせ、スタッフが現れたことに歓喜した。
アズール「見てください。 スタッフがカローンに襲われています！」
『うん、襲われているね！ 助けてあげないと！』
ジャミル「嬉しそうだな」
レオナ「ちょうどいい。 アイツに恩を売って道案内をさせようぜ」
ヴィル「まったく……��王子様��らしくない発言は慎みなさいよ。 でも、賛成。 いきましょう！」
カローンが持っていた武器からビームが発射された刹那、ヴィル先輩とリドル先輩とアズールがスタッフに向けて何重にも重ねられた防壁魔法を放つ。
ビームは防壁に弾かれ、壁に、天井に、床にとあちらこちらに当たる。 そしてビームは最終的にカローンの方へと戻り、カローン数体を一気に吹き飛ばす。
かろうじてビームの直撃から逃れたカローン残党が立て直そうとするが、武器を構える前に、前を向き直る前に、レオナ先輩がリーフ魔法を放ち、それをジャミル先輩がウインド魔法で運び、目にも留まらぬ速さでカローン達に直撃した。
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◆1913. 迷子 ノ ��化け物��→←◆1911. 伝ワル
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冬雪(プロフ) - 星空ブリキさん» コメントありがとうございます。頑張ります (2022年5月27日 9時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - バトル、勝てぬ……。だからこれでネタバレ見y((最初のお話から読んでます! これからも頑張ってください! (2022年5月27日 8時) (レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 甘党おうどんさん» コメントありがとうございます。自分もあの連続バトルは苦戦しました。読んでくださるのとても嬉しいです (2022年5月26日 18時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
甘党おうどん(プロフ) - うぅぅ…この小説更新されたら爆速で読み進めたいのに…6章のバトルが編成弱すぎて勝てない…ネタバレは喰らいたくない…だが読みたい……よし、読もう() (2022年5月26日 18時) (レス) @page44 id: 564d3ed6e9 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - るきあさん» コメントありがとうございます。たくさん食べていただけると嬉しいです。頑張ります (2022年5月25日 21時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2022年4月21日 0時
