【ツイステ】悪役だけを。◆３４◇ (ページ18)

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◆1606.豪華な一品ページ18

イヴ.

ナジュマ「だから初めて見た時、ちょっとだけびっくりしました」

『？』

ナジュマ「イヴさんも含めて、すごく綺麗な人だなって。私にはない明るい髪色で、肌も白くて綺麗ですし」

イヴ「そ、そんなに褒められるとさすが照れちゃうよ……」

『あはは。ナジュマちゃんも綺麗だと思うよ』

ナジュマ「へ、」

『髪は黒髪ストレートでサラサラしてそうだし、スタイルも良いよね。オシャレだし。あと、とにかく素直で可愛いよ。あの黒黒従者とは大違い、』

ジャミル「誰が黒黒従者だって？」

『あ』

いつの間にか戻っていたのか、ジャミル先輩から拳骨をもらったAちゃんは頭を抑えながら悶える。

なにが黒いんだろう。

イヴ「おかえりなさいです」

『〜っ、も、もう少し手加減してくれたらどうなんですかぁ』

ジャミル「メロン、やらんぞ」

『わーい！ありがとうございます、ジャミル様！』

Aちゃん、切り替えるの早い……

ふと、ナジュマちゃんの方を見てみると、Aちゃんのリアクションを見て笑っていた。

馴染めているようで良かった良かった。

それぞれにアイスなどが載った贅沢なメロンが手元に行き渡り、「いただきます」をして食べ始める。

イヴ「ん！美味しいです！」

ケイト「うん、これはおいしい。こんなに濃厚な味のメロンは、初めて食べたかもしれない」

マレウス「あぁ。トッピングの自家製アイスも絶品だ。メロン果汁がふんだんに使われているのがわかる」

ケイト「デコレーションも可愛いよね〜」

ナジュマ「なんといっても、絹の街の名物ですから！」

メロン果実の他に、真ん中の窪んだ部分にオレンジやブドウなども入っており、その上にアイスが載っている。

メロン自体が甘くて、贅沢な味がするのに同時に他の味も楽しめる。なんて豪勢なんだ。

こういうの食べたってエースくん達に話したら絶対「ずりぃ！」とか言うだろうなぁ。

ケイト「ねぇねぇ！これ食べてるところ、みんなで写真撮ろうよ！」

マレウス「なぜだ？アジームの家で集合写真を撮ったばかりではないか」

ケイト「でもさ！このシルキーメロンって、食べると友情が続くって言われてるんでしょ？だったら、みんなでこれを持って写真を撮らなくちゃ〜！
＃シルキーメロン＃友情の証＃オレ達ズッ友みたいなカンジ？」

マレウス「……僕はやめておこう」

ジャミル「遠慮しておきます」

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