◇1352.お茶目なゴースト ページ3
リドル.
クロウリー「ほら、念には念を、と言うでしょう？
まったく、どうしてそう悪知恵ばかり働くのか……おっと、話が逸れました」
ボクだったら、その現場を見たらすぐに首をはねているところだ。
悪知恵は時に役に立つが、時に自分をダメにする知恵だ。賄賂なんてもってのほか。苦労せず楽に進級したいと思ってるところから甘えている。
クロウリー「そうそう。マスターシェフには、このプログラムならではの嬉しい特典もあります。授業の一環とは言え、食堂のお手伝い、つまり��労働��をしてもらうわけですから……みなさんには、アルバイト代が支給されます！ マスターシェフを通して、働くことの大切さも学んでいただこうというわけです」
「いや〜太っ腹でしょう？ お礼なんていいんですよ。 なにせ私、優しいので！」と自画自賛する学園長。ボク達は敢えて何も言わなかった。
クロウリー「さあ、貴方がたを実際に指導してくれるシェフゴースト達を紹介しましょう」
「よろしく〜！」
何故かボクのお腹から顔を出して挨拶するシェフ。
動揺してしまったため上手く返すことが出来なかったが、とりあえず「どうも……」と会釈する。
もう１人はシルバーの足元から、もう１人は壁をすり抜けて現れた。
クロウリー「まったく、相変わらずお茶目なんですからも〜」
リドル「(お茶目、なのか……？)」
クロウリー「彼らは生前五つ星レストランで腕を振るっていたプロフェッショナル。彼らの指導を受ければ、貴方達も必ずや成長できるでしょう！慣れない作業に苦戦することもあるでしょうが、シェフ達の指示に従い頑張ってください。
では最後に……今回参加するみなさん！１人ずつ自己紹介と志望動機をお願いします」
リドル「ではボクから。２年Ｅ組、出席番号２６番。 リドル・ローズハートです。
寮長たるもの、学業だけでなく料理でも１番になるべきと考えて、参加を決めました。料理の経験はほぼありませんが、必ず習得してみせます」
シルバー「次は俺か。２年Ａ組、シルバー。将来のために料理のレパートリーを増やしたいと思い志願しました。そして、調理には集中力が必要なもの。集中力を途切れさせないコツを掴み、自分の居眠りを克服するきっかけを掴めれば、と思っています」
「僕らの指導は甘くないぞ。しっかりついてきておくれ！」
返事をしようとした刹那、
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冬雪(プロフ) - 瑠奈さん» コメントありがとうございます。笑ってもらえて嬉しいです (2022年7月31日 22時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
瑠奈 - ジグソーパズルwww (2022年7月31日 21時) (レス) @page48 id: f6c02603c1 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - パラディさん» すみません。何故かリンクできなくなっていましたね。リンクできるようになったので良かったらどうぞ (2021年4月17日 20時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
パラディ - 続きはいつ投稿されるでしょうか…？続きが気になってしまって…でも無理せず頑張って下さい! (2021年4月17日 20時) (レス) id: 4799a50d98 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - アヤさん» コメントありがとうございます。頑張ります (2021年4月12日 22時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2021年2月24日 0時
