◆1029.悔やむ選ばれた者達 ページ42
イヴ.
ケイト「ご丁寧にポーズまで真似しちゃってほんとよくやるよね〜」
デュース「ダイヤモンド先輩。よくこんなに早く犯人を見つけられましたね」
ケイト「��グレート・セブン�� ��ハロウィーン��ってマジカメで検索したらすぐに出てきたよ。……まあ、Aちゃんは気付いてたっぽいけど」
Aちゃんを見れば、ニコッと笑った。
ケイト「投稿時間や周りの状況からして昨日の夜中に学園に忍び込んだみたいだね」
『この学園って、柵門だからね。柵の間に足を通して掛け登れば誰だってこの学園に忍び込める。マジカメモンスターならやりかねない』
リリア「自らの違反行為を恥じもせずに語るとは……やつら、本当に自分達がしていることを悪いこととは思うておらんのじゃなあ」
……まるで、善悪のつかない子供みたいだ
クロウリー「こんな……」
イヴ「校長先生？」
クロウリー「こんなに……こんなに悲しいことは……私が学園長になってから……今の今まで一度もありませんでした……！」
校長先生が……悲しんでいる
本気で。
顔を下に向ける校長先生を見て、心臓辺りがズクン、と痛んだ気がした。
それでも私は、校長先生にどんな言葉をかけてやればいいのかわからなくて……私も顔を下に向けてしまう。
クロウリー「美しき女王の像が、地面に伏す日がくるだなんて。ああ、夢であってほしい」
イヴ「校長先生……。校長先生、悲しんでいる暇なんてありませんよ。像を立て直しましょう」
ヴィル「……アタシが美しき女王のお話を知ったのはまだ文字も読めないほど小さい頃だったわ。父がアタシに美しき女王の偉業を伝える絵本を読んでくれたの」
イヴ「ヴィル先輩……？」
ヴィル「女王の奮励の精神に支えられてアタシはここまできた。
それを蔑ろにされて……ああ、もう言葉が出ないわ」
ヴィル先輩は倒れている女王の石像を見ながら悔しそうに拳を強く握りしめた。
カリム「オレも、砂漠の魔術師みたいに賢くて人に助言を与えられるような……頼れる人間になりたいって思って毎日頑張ってるんだ！」
イデア「っていうかグレート・セブンに憧れていない生徒とかこの学園にいる？ いないよね？その像をめちゃくちゃにして逃げるとか……なにされても文句言えないな」
アズール「海の魔女の慈悲深さの一海でもあの方々にあればよかったものを。全く許し難い」
.
◆1030.暴走するモンスター達→←◆1028.倒された伝説達
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 209人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
冬雪(プロフ) - 瑠奈さん» コメントありがとうございます。頑張ります (2022年7月19日 0時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
瑠奈 - 作者さん！！僕この小説めっちゃ好きです！これからも頑張ってください応援してます！ (2022年7月18日 23時) (レス) @page13 id: f6c02603c1 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - Rena．さん» コメントありがとうございます (2021年1月15日 5時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
Rena．(プロフ) - 999話があのジャミルのドッカーンで笑いました。最高です笑 (2021年1月15日 1時) (レス) id: 1c1efba1d7 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - サイコパス人間さん» ありがとうございます。頑張ります (2020年12月20日 1時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：冬雪
| 作成日時：2020年12月1日 0時
