◆718.いい子 ページ10
イヴ.
イヴ「本当にいい子だねぇ……デュースくん……」
『あ。イヴが家族愛が描かれているドラマを見ている時みたいに感動している』
こんないい息子を持ってデュースくんのお母さんは幸せ者だろうなあ。いいなあ。誰かを大切に想っている人に悪い人はいないよね。
「今回もいいものを見せてもらいました」とデュースくんにお礼を言えば「？ いいもの？」とデュースくんは首を傾げる。
デュース「イヴは変わってるな」
グリム「オメーが言えることじゃねーんだゾ」
『でもたしかに、デュースはいい子だよね。デュースのそういうところ、僕はいいと思うよ』
デュース「……そうか？」
『うん』
Aちゃんがニコッ、と笑えばデュースくんは頬を少し赤く染めて、Aちゃんから目を逸らす。
Aちゃんって、ほんと褒めるの上手だなあ
トレイ「おっ。さっそく��願い星��を回収したのか」
イヴ「あ。トレイ先輩、こんにちは」
トレイ「こんにちは。これはAとイヴとグリムの��願い星��かな？」
『僕らの、っていうかグリムの願いしか込められていない��願い星��なんですけどね』
トレイ「お前達には��願い星��は配られなかったのか？」
イヴ「私達は３人で１人の生徒ですので。魔法石は１つしか貰えませんでした」
『まあ、願掛けなんてどこでも出来るからいいんですけどね』と強がるAちゃんの頭を苦笑いを浮かべながら撫でるトレイ先輩。
……でも、きっとAちゃんも本当に叶えたい願いが定まってないんだろうなあ。
最初から叶えたい願いは１つだけとは限らない。
自分でもわかりきっている。
案外、私は欲深い。
デュース「この調子で他の��願い星��もすぐに集めてみせますよ」
トレイ「お、おお……ずいぶんやる気いっぱいだな」
デュース「はい。精一杯やるつもりです」
『テンションが契約取るためにに張り切って駆け回る新人社員』
イヴ「(突っ走り過ぎて倒れなきゃいいけど……)」
少し心配していると、オルトくんと宙に浮いているタブレット端末がこちらに近づいて来た。
オルト「よろしく、デュース・スペードさん！
兄さんも、僕も、頑張るよ」
デュース「ああ。よろしくお願いします、シュラウド先輩！」
イデア〈まあ……うん〉
イヴ「(タイプがバラバラな��スターゲイザー��が集まったなぁ)」
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冬雪(プロフ) - Rukia (ゆっくりゆる)さん» 誤字の報告ありがとうございます (2021年5月5日 5時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
Rukia (ゆっくりゆる) - ヴァンルージュのお話で変換ミス(？)で“(人1“ってなってましたよ〜(´ω`*) あ、でぃあそむにき好き……りりあ先輩可愛いしきゃべつ(セベク)は面白いしシルバードラゴンとドラゴンニアは普通に好き。(途中から読みにくいから漢字に変えた) しゅき……(SAN値) (2021年5月5日 3時) (レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - ブルーサファイアさん» ご報告ありがとうございます (2020年10月6日 20時) (レス) id: a124ecb095 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーサファイア(プロフ) - 731話でイデア「フロイド・リーチさん、前にも靴のカタログを夢中で見てたし、本当に好きなんだね」と書いてありますが、喋り方からしてオルトくんではないでしょうか？間違ってたらすみません (2020年10月6日 19時) (レス) id: bd3a10c6c4 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 椿姫?さん» ご報告ありがとうございます (2020年10月2日 11時) (レス) id: 5656734c04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年9月2日 0時
