◆535.衣装 ページ13
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３日後＿＿……
クルーウェル「さあ、仔犬ども。ファッションショー用の衣装を俺が仕立ててきてやったぞ」
教室で衣装合わせすることになり、机の上に金糸の刺繍の服と銀糸の刺繍の服、それから細工が施された高そうなアクセサリーが並べられる。
イヴ「わっ、綺麗な服ですね！」
カリム「おお！めちゃくちゃキレイだな！」
ジャミル「さすがはクルーウェル先生。見事な衣装です。先生にお願いして良かった」
『……でも先生、衣装４着しかないですよ？』
クルーウェル「お前とイヴの衣装はシェーンハイトの希望であいつが作っている。少し待て」
オネエ様直々の衣装かぁ……
うーん……
ファンに刺されたりしないだろうか
『まあ、いいや。君達、着てみてよ』
カリム「おう！」
そう言って躊躇なく服を脱ぎ出すカリム。
僕とイヴはとりあえず着替えシーンを見ないように壁を見るように背を向けた。
カリム「なあジャミル、これどうやって巻くんだ？」
ジャミル「これは……こうやって……」
クルーウェル「キングスカラー。あまり着崩すなよ？」
レオナ「……チッ」
大丈夫だろうか、と思っていると「A！」と横からカリムの顔が目の前に出てきた。
『着替え終わったの？』
カリム「ああ！凄い動きやすいぞ、この服！」
振り向くと、衣装に着替え終わったカリム達がいて、普段とは違う雰囲気の奴らにほぉ、となる。
イヴもキラキラした目でレオナ先輩達を凝視している。
イヴ「皆さん、とてもお似合いです！」
グリム「めちゃくちゃキラキラしてるんだゾ！」
ジャミル「お褒めにあずかり光栄だな」
レオナ「脱ぎてぇ……」
ラギー「まだ着て１分も経ってないッスよレオナさん」
やっぱ顔とスタイルがいいからなんでも似合うんだな、と思っているとカリムがそわそわしながら僕のことをじっ、と見ていた。
カリム「なあなあ、どうだ？A。似合ってるか？」
『うん。似合ってる。綺麗だよ、カリム』
そう言うと、少し頬を染めて笑うカリム。
カリム「早くお前達の衣装も見てみたいぜ！」
『あんま期待すんな』
イヴ「あくまでも皆さんが主役なんですから」
『そうそう』
別にオネエ様のことを悪く言っているつもりはないが、僕がちょっと小綺麗にしたところで誰得にもならないだろ。
……まあ、イヴは絶対可愛いだろうけど
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るんTEE(プロフ) - 玉ww子www (2022年12月28日 13時) (
レス) @page20 id: f628b0e3f3 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - Rukia (ゆっくりゆる)さん» 誤字の報告ありがとうございます (2021年5月4日 5時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
Rukia (ゆっくりゆる) - 悪役だけを。◆30の前編位まで見てまた見に来ましたがやっぱり面白いです！後、わざとだったら申し訳ありませんが、ヴィルニキはシェーンハイントではなくシェーンハイトじゃありませんでしたか？ (2021年5月4日 4時) (レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - あつめ。さん» ご報告ありがとうございます。アダムとイヴの話好きです (2020年7月16日 17時) (レス) id: 11b37f809e (このIDを非表示/違反報告)
あつめ。(プロフ) - このキャラ感めっちゃ好きでいつも読ませていただいてます！アナザー（49ページ）のところで名前がアダムになっちゃってます…（ｺﾉﾘﾝｺﾞﾉﾊﾅｼｯﾃｱﾀﾞﾑﾄｲｳﾞﾉﾖｳｿｶﾅ） (2020年7月16日 16時) (レス) id: 4ea6ed452d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年7月5日 0時
