◆521.いつメン ページ42
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フロイド「カニちゃん、アザラシちゃん。一緒に泳ごうよ〜」
エース「え、あ、ちょっ」
グリム「ぎゃぁぁぁぁぁああああああっ！！！」
イヴ「グリムくん、エースくん！！？」
フロイドの手によってオアシスの水の中へと引き摺り込まれたエースとグリム。あいつらのことは忘れるまで忘れない。
エース「勝手に殺すな！！」
グリム「勝手に殺すな、だゾ！！」
『なんで僕の思ってることがわかった』
エース「顔にそう書いてあるんだよ！！」
こいつらエスパーか
スカラビアでの宴の最中。
僕達のことを心配して遥々交通機関を使って来てくれたエースとデュースも交えてどんちゃん騒ぎしていた。
デュース「リーチ先輩、いつもよりテンションが高いな」
『後輩が来たから喜んでんだろ』
デュース「その後輩は死にそうになってるが……」
まあ、たしかに死にそうになってるな。
仕方ない。助けてやるか。
『フロイドー！』
フロイド「ん？なぁに？A」
『ジェイドが君と一緒に遊びたそうにこっち見てたぞ』
フロイド「そうなの？」
「じゃ、ジェイドのところ行ってくる〜」と水から上がって木陰で本を読んでいるジェイドの元へ走るフロイド。
僕達の話が聞こえたのか、ジェイドは笑顔でこっちを見ながら��僕を巻き込むな��と無言の圧を僕に向けてくる。
僕は知らないフリをした。
そしてフロイドから解放されたエース達は水溜りの縁に上半身を投げ出して項垂れていた。
エース「し、死ぬかと思った……」
イヴ「だ、大丈夫……？」
『君達体力がないねー』
グリム「あの人魚が水の中を連れ回すのがいけないんだゾ！」
イヴ「とりあえず私はグリムくんを木陰まで運ぶね」
イヴはグリムをタオルに包ませて、木陰の方へ走って行く。
僕とデュースは未だに項垂れているエースの傍にしゃがむ。
『君達ってほんと災難な目に遭うよね』
デュース「ぐうの言葉も出ない……」
エース「オレ達って呪われてんのかなぁ……」
『呪い殺されたら骨だけは拾っといてあげるよ』
エースの頭をわしゃわしゃと撫でながら言えば、エースは僕のことを見て、目を張った。
『あ、そういえば言い忘れていたことがあった』
デュース「ん、なんだ？」
『２人とも、来てくれてありがとう』
そう笑って言えば、エーデュースは顔を真っ赤にして居た堪れなさそうな表情で、僕の頭を叩いた。
なんでやねん。
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冬雪(プロフ) - ブルーサファイアさん» ご報告ありがとうございます (2020年10月4日 18時) (
レス) id: a124ecb095 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーサファイア(プロフ) - 507話の『お前の宴好き、なんとかならないのか？』のところなんですけどアズールのセリフになってますが喋り方からしてジャミルではないでしょうか？ 何度も読み返してます！頑張ってください！ (2020年10月4日 15時) (レス) id: bd3a10c6c4 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - moekaさん» ◆１５◇のProfileで詳しく書いたつもりのものがありますのでそちらへお願いします (2020年8月25日 17時) (レス) id: cd043d76e1 (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - それぞれの監督生の性格などが詳しく知りたいです。検討をお願いします。 (2020年8月25日 16時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 冬雪さん» ありがとうございます(*´▽｀*) (2020年7月29日 10時) (レス) id: ebf2abea67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年6月24日 0時
