【アナザー】それぞれの裏話 ページ49
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◇171.おじたん
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ラギー「にしてもあの時は驚いたッス。
まさか、あんた達が連れて来た助っ人が��おばけ��だとは」
ジャック「魔法が使える人間２人と１匹に、魔法が使えない人間２人に、選手に選ばれたという元人間３人のチーム……」
『ある意味目立ったでしょ』
チェカくんを膝に乗せてイヴと愛でながらマジフトの試合を振り返る。
チェカ「おにーさんたちの試合、おもしろかった」
イヴ「楽しんでもらえたなら何よりです」
『僕とイヴが交換していたのもわかった？』
チェカ「え？交換？」
『１点入った時に僕らこっそり交代してたんだよ。僕ら顔がそっくりだから観客は誰も気がつかなかったっぽいけど』
おばけさんを３人入れるために、僕とイヴは人の目を盗んで１点入るごとにこっそり交代していた。
帽子を深く被っていたから、遠くから見ていた観客は僕らが入れ替わっていたなんて気づいていなかっただろう。
レオナ「だからか」
『寮長達は気づいてたん？』
ラギー「動きがどんくさかったり速かったりしていたから不思議に思ってたんスよ」
イヴ「……どんくさくてすみません」
『ラギー、イヴを悪く言ったからチョークスリーパーホールドの刑な』
ラギー「怪我人を労ってほしいッス！」
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◇125.双子
ジェイド.
逃げてしまった彼女達の背中を見つめる。
すると、フロイドは彼女達の態度に苛立ったのか、その場に座り込んで拗ねてしまった。
ジェイド「フロイド、そんな所に座ってしまうと制服が汚れてしまいますよ」
フロイド「……なんで？」
ジェイド「なんでって……」
フロイド「なんでA達は俺から逃げたの？」
ああ、そういう事か
彼女達がこの世界にいるのは確かに驚いたが、彼女達が僕達のことを��覚えていない��というのはショックだった。
６年も前とはいえ、��あの出来事��を簡単に忘れてしまうものなのだろうか。
フロイド「嘘だ……」
ジェイド「フロイド」
フロイド「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ。
俺達は忘れたことなかったのに。忘れたいと思わなかったのに。
……許さねえ……
ジェイドもそう思うよね？」
フロイドは僕をハイライトが消えた目で見る。
落ち着いているように見えて、暴走している。
こうなってしまったフロイドを落ち着かせるのが僕の役目。
……でも、今回は話が別になる
ジェイド「ええ。だって僕達は……」
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冬雪(プロフ) - アルファさん» ご報告ありがとうございます。これからもご愛読の方をお願いします (2020年4月17日 15時) (
レス) id: e3ba6a1386 (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - 161話で、八つ当たりはジャックすればいいになってました (2020年4月17日 11時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - とっても面白くて、何回も読み返したくなる面白さ･･･ヤバいです！ (2020年4月17日 11時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - アルファさん» ご報告ありがとうございます (2020年4月16日 18時) (レス) id: e3ba6a1386 (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - 186話でレオナがレオナ先輩ってさいごにいってました (2020年4月16日 17時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年4月12日 3時
