□55.プロレス技 ページ6
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強制終了させられてしまい、次の王様を決めるため一斉にクジを引くと私の引いた物にはは王冠が描かれていた。
『私ですね』
葉隠「おっ、主役の出番だね！」
上鳴「白野がどんな命令すんのかちょっと楽しみにしている俺がいるんだが」
瀬呂「普段何考えてるかわかんねぇからな」
芦戸「瀬呂それはブーメラン」
『(何故か期待されている)』
期待されても面白い命令が思いつかない。
『これって名指し出来ますか？』
芦戸「出来ません」
『そうですか……
出来れば爆豪くんを名指ししたかったのですが』
爆豪「んで俺なんだよ！」
私がそう言うとイライラがもうそこまできているのか躊躇なく私の襟元を掴んで睨む爆豪くん。
切島「落ち着け爆豪！」
上鳴「白野はきっと爆豪にしか出来ないと思ったから名指ししようとしたんだと思うぜ！？」
『はい。これは爆豪くんにしか出来ません』
爆豪「……言ってみろ」
『ジャーマンスープレックスという技をかけさせてください』
刹那、私を顔を鷲掴んだ爆豪くん。
緑谷「かっちゃん仮にも白野さん王様！！」
『爆豪くん潰れます潰れます』
上鳴「白野の顔が初恋みたいに弾けるぞ！」
耳郎「洒落た言葉を言ったつもりか」
爆豪「テメェ……まさかこの前の仕返しか？」
『私あれからプロレス技を勉強しました。爆豪くんがやった技をやろうかと思ったのですが何処に力を入れればいいのかわからなかったので手っ取り早いジャーマンスープレックスを』
私がまだ言っている途中だと言うのに私の顔を掴む手の力を緩めない爆豪くんは本当に手加減がない。
私は爆豪くんの腕に指で擽ぐるようにツー、となぞるとピクッと反応して力を緩める爆豪くん。
私はその隙を狙って彼から距離をとる。
轟「もうそこまでにしとけ爆豪」
爆豪「舐めプ野郎はどいてろ！！」
轟「白野がそんなにプロレス技をかけてぇなら俺が受ける」
緑谷「轟くんって時々白野さんにあまいよね……」
芦戸「だから名指しもダメだし立候補もダメなんだってば！」
爆豪くんを落ち着かせようとしている皆さんの様子を遠くから見ていると常闇くんの黒影が私を心配してくれているのか私の袖を握る。
『王様ゲームって難しいですね』
常闇「ややこしくしてるのは貴様だからな？」
『一瞬で楽になれるって書いてあったから選んだというのに』
常闇「……意外と過激派だよな」
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夢桜(プロフ) - 夢を見たのは緑谷君かっ！最初から見させて頂いてます！とても面白いです！無理せず頑張って下さい！夢主ちゃんの性格好きだなぁ… (2019年11月17日 12時) (
レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
カロメG - この主人公の子の性格とても好きです！推しのホークスも出て来てて嬉しいです！ (2019年9月23日 1時) (レス) id: e6da68bb26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2019年9月21日 15時
