□58.相澤king ページ9
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相澤「……お前ら何やってんだ」
『相澤先生』
相澤「消灯時間間近だぞ」
轟くんと耳郎さんのもの○け姫のアフレコや爆豪くん特製の激辛料理を瀬呂くんと上鳴くんが完食するや口田くんと障子くんのお姫様抱っこなど、皆さんの体力が精神的に消耗しかけてきた頃、
目が血走った相澤先生が寮に来た。
芦戸「え、もうそんな時間！？」
切島「めっちゃ楽しんでた……」
相澤「なんだこりゃ……なんか祝い事か？」
『皆さん私の歓迎会してくれたんです。それで面白おかしく王様ゲームをしていたところです』
説明すると「なんだお前いつの間にクラスに馴染んでたんだ」と相澤先生に言われ、私は目を張る。
芦戸「最初から白野はクラスに馴染んでましたよ」
『私、馴染んでたんですか？』
芦戸「自覚なしか」
『……それなら皆さんが私を馴染ませたんですね』
正直私は仲良くなろうなんて思っていなかった。
ただのクラスメイト、それか知人としか思っていなかった。
なのに自然と声をかけられて、何故か友達だと言われて、満更でもないと思っている自分がいた。
『今日は私のためにありがとうございました』
皆さんの方に身体を向けて頭を下げる。
葉隠「も〜！白野ちゃんは堅いな〜」
麗日「でも改めてお礼を言われると照れるな〜」
『今日は本当に楽しかったです』
八百万「私もとても楽しかったですわ」
気がつくと女子達に囲まれていて、向こうで羨ましそうに此方を見てくる峰田さんには視線を向けないようにした。
峰田「あの華やかな輪の中に入りたい……」
上鳴「やめとけ。耳郎と芦戸辺りにしばかれる」
芦戸「んじゃラスト１回は先生も混ぜてやろ！」
相澤「あ？んでだよ」
『先生引いてください』
相澤先生は仕方なくといった感じでクジを引く。
「王様だーれだ！」
相澤「……俺だな」
上鳴「え！？先生が王様！？」
相澤「なんか文句あんのか」
上鳴「ねぇっす」
先生が王様だとするとなんとなく命令の内容が予想つく。
明日の演習で個性を限界まで使い切るとか個性使わずに本気の鬼ごっことか宿題とか、考えれば考える程鬼畜な命令しか頭に思い浮かばない。
『あ、言っておきますけど、ルールで過激なものは無しとなっていますので』
相澤「……チッ」
『(何考えてたんだろ)』
麗日「王様が先生やからなんかドキドキするな〜」
飯田「先生！ご命令は！？」
相澤「片付けて寝ろ」
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夢桜(プロフ) - 夢を見たのは緑谷君かっ！最初から見させて頂いてます！とても面白いです！無理せず頑張って下さい！夢主ちゃんの性格好きだなぁ… (2019年11月17日 12時) (
レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
カロメG - この主人公の子の性格とても好きです！推しのホークスも出て来てて嬉しいです！ (2019年9月23日 1時) (レス) id: e6da68bb26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2019年9月21日 15時
