■92.世界の仕組み ページ43
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モンスターは仲間を呼び出し、合体し、巨大化し、重量感があるかのような存在は私達を見下ろす。
私達は顔をしかめた。
『……合体するんですね』
緑谷「まぁ、相手はスライムだからね……」
すると何故か巨大化したモンスターはジャンプし、私達目掛けて急降下してくる。
爆豪「おいギザ歯！竜化してなんとかしろ！」
切島「だーかーらー次変身出来んのは３０分後って言えば何度わかんだよ！」
緑谷「２人共喧嘩しないで今は逃げるよ！」
緑谷くんは私の手を引くとモンスターが落ちてこないであろう位置に移動するとモンスターは今度はスライム状の翼を生やし私達を追尾する。
私達は眉をひそめた。
『なんでもありですね』
爆豪「アイツぶっ殺す！！」
『ここからじゃ届きませんよ』
爆豪「能無しは黙ってろ！」
『脳はちゃんとあります。ていうかいつものように爆破を利用して空を飛べばいいじゃないですか』
爆豪「あ？爆破で空飛べるわけねぇだろ」
「お前何言ってんの？」みたいな顔で言われた。
なるほど。
この世界の爆豪くんはどうやら跳躍を習得していないらしい。
刹那、モンスターに炎が襲う。
どこからともなく現れた炎に混乱していると「お前ら遅いぞ」と木々の奥から歩いてきたのは轟くんだった。
『轟くんっ』
轟「A何言ってんだ？俺はショウトだぞ」
『あ、はい』
モンスターは呻き声を上げると何処かへ逃げて行ってしまった。
轟「テンヤが心配してたぞ」
『(飯田くんもいるのか)』
緑谷「ごめんねショウトくん。途中モンスターに出くわしちゃって倒せると思ったんだけどまさか合体して巨大化するとは思わなくて」
轟「アレは元のモンスターが巨大化したら強さも格段と上がるから注意した方がいいぞ」
貴族のような服装をした轟くん。
とりあえずこの世界はヴィランのような人の敵ではなく怪物のようなモンスターも出るというのは理解出来た。
轟「A」
『はい？』
轟「怪我はねぇか？」
『はい。みどりや……イズクくん達が助けてくれていたので』
轟「……そうか」
轟くんは微笑むと私の手を掴み、私の手が轟くんの口元に行くのを呆然と眺めていると爆豪くんが轟くんに爆破する。
轟「けほっ……いきなり何すんだ」
爆豪「目の前で手の甲にキスとか気持ち悪りぃんだよアホ」
緑谷「あはは……とにかく、街に帰ろっか」
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夢桜(プロフ) - 夢を見たのは緑谷君かっ！最初から見させて頂いてます！とても面白いです！無理せず頑張って下さい！夢主ちゃんの性格好きだなぁ… (2019年11月17日 12時) (
レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
カロメG - この主人公の子の性格とても好きです！推しのホークスも出て来てて嬉しいです！ (2019年9月23日 1時) (レス) id: e6da68bb26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2019年9月21日 15時
