平凡少女がトリップした先はあの有名な世界でした！ (ページ26)

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第23話迷うページ26

私は、ドフィが寝てしまったからドフィの部屋からでて、適当に屋敷の中をフラフラしてた

貴方「またここか…」

進んでも、進んでも、同じ廊下に戻ってきている気がする…

広すぎて、迷ってしまった…

どうしようか…と、頭を悩ませているとローがきた

貴方「ロー、おはよっ！(ニッ」

そういうと、ローは私をチラリとみて、

ロー「あぁ」

とだけ言い、前を向き、真っ直ぐ廊下を進んでいってしまった

…なにか忘れてる

…あっ！

貴方「ロー！待ってよ！迷っちゃったよ！ちょっとー！」

少し離れたローに聞こえるくらいの声でいった

そしたら、ローが振り向き

ロー「…早く来い。飯だ」

とだけいい、さっきよりゆっくり進んで行った

飯だ。と言われた瞬間、お腹が空いてることに気づいた

早く何かを食べたかったから、急いでローの元へ走った

貴方「ロー、歩くの早くね？」

ロー「…さっきより、かなりゆっくり歩いたぞ」

貴方「そ、そっか。ありがと！」

いや、あれでかなりゆっくりって…

………………。(沈黙)

約30秒ほど重い沈黙が続いたので、口を開くのをためらったが、ローに話しかけた

貴方「あ、ロー？この屋敷さ、バカでかくない？」

ロー「…初めて来た奴はみんなそう思うだろ」

…たった一言で返された

貴方『やっぱ、無口なんだな(汗』

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ローside

いつもより、少し遅い時間に起き腹が減ったから朝食を食べに食堂に行こうとしてるとこで、あいつにあった

A「ロー、おはよっ！(ニッ」

…その笑顔は反則だろ//

ロー「…あぁ///」

照れてる顔を見られたくなかったから、俺はすぐに視線を Aから外した

そして、食堂に向かって歩いた

そしたら、Aが

「ロー！待ってよ！迷っちゃったよ！ちょっとー！」

と、大声でいったから少しとまり

「…早く来い。飯だ」

とだけいい、さっきよりかなりゆっくり歩いた

Aが走ってきて、俺に

「ロー、歩くの早くね？」

といった

俺は、単純にお前が「遅いだけだろ」と思ったが、それを言わずに

「…さっきより、かなりゆっくり歩いたぞ」

というと、Aが、少し驚いたような、困ったような顔で

「そ、そっか。ありがと！」

といった

そのときの俺の顔は、きっと紅く染まっていただろう…