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闇サイタマ/※閲覧注意 ページ8

闇サイタマが出てきます。
設定などは省きますが閲覧は自己責任で
何でも許せる方だけよろしくお願いします









『サイタマー、お昼持ってきたよー』

ジェノス君が博士のところで居ないと聞いて、
家で作ったおかずを持って一緒に昼食を食べにきた。

ジェノス君が居ないとなれば
どうせ卵かけご飯とかろくなもの食べてないだろうし

私は返事も待たず玄関を開けて遠慮することなく部屋にあがる

しかしそこにはサイタマともう一人、見慣れない人物が立っていた



「え、誰?」


「なんだこいつ。あ、もしかしてさっき言ってた通い妻か?」


「だからそんなんじゃねーって言ってるだろ!」


サイタマ達ごちゃごちゃ何か言っているが全く頭に入ってこなかった
今、私の前にはサイタマが二人いる。
顔つきや雰囲気に多少違いはあるものの瓜ふたつのハゲが―――


「ふーん、なかなかいい女だな」


サイタマにそっくりな黒いヒーロースーツを着た人が私の近くに寄ってきた


「あのどなたですか...」


あまりに驚き過ぎて声に出ていたのか分からないが、その人は私の言葉を無視してジロジロと見てくる。


「こいつお前のじゃなかったら貰ってもいいよな」


「駄目に決まってんだろ」


「はあ?なんでだよ。早いもん勝ちだろーが、こいつは俺が貰う」


そう言って黒いサイタマが私の腰を掴んで自分に引き寄せる

正直、いつもと雰囲気が違うサイタマにこう積極的にスキンシップを取られてはドキドキして顔が熱い


「お前もなに顔赤くしてんだよ」


『え、いや、別に...』


それをサイタマに指摘され何も言い返せない


「こいつも俺のこと気に入ったってよ」


「うるせーな。早く離してこっち寄こせ」


「無理だ」


腰を抱かれてるだけで頭がいっぱいなのに、
今度は正面から抱かれ額にキスを落とされる


「おい、勝負してやるから外出ろよ。最初からそれが目的で来たんだろ」


サイタマにそう言われ黒いサイタマはやっと私から離れてくれた


「話がわかる奴で助かったぜ。でも俺が勝ったらこいつは貰う」


「勝ってから言えよ、Aは渡さねーからな」


私は状況が読みこめずただ突っ立っているだけだった。
気付いた時には部屋に誰も居なくなっていた


『なんだったんだろ。幻覚でも見てたのかな』


私には未だ信じられず何もなかったことにした


――――――――――

その日の夜、サイタマがヒーロースーツをボロボロにして帰ってきたことは言うまでもない

サイタマ夢vol2→←サイタマ夢



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設定タグ:ワンパンマン , サイタマ , ジェノス   
作品ジャンル:アニメ
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アリス・ネーヴェ(プロフ) - ジェノス君可愛すぎます。サイタマ成り代わり大好きです!!!更新頑張ってください!! (2016年6月4日 19時) (レス) id: cb5300e9da (このIDを非表示/違反報告)
ロシェ - ヤバいです。ジェノスが格好可愛いです……!サイタマ成代のやつがもう大好きです…!これからも頑張ってください! (2016年3月28日 18時) (レス) id: 812c88ff04 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるま - 面白いです、可愛いです、主語がなくてスミマセン。この小説に出会えて良かった!!更新頑張ってください! (2016年2月6日 10時) (レス) id: 946221bf19 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユキ。 | 作成日時:2015年12月25日 12時

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