サイタマ夢 ページ7
「漫画読んでるから邪魔すんなー」
忠告したにも関わらず俺に膝枕をしてもらっているこいつは微動だにしない
「おい、聞いてんのか？」
『昼寝するんだから邪魔しないで』
「邪魔されてんのこっちなんだけど。」
布団で寝たほうが暖かくて気持ちいいのだが、
なぜだかこいつは俺の膝枕のほうが好きらしい
「なあ、買物についてきて欲しいんだけど」
『んー』
嫌だと言わんばかりに体の向きをこちらに向けて腰に抱きついてくる。
今日は特売日で卵お一人様1パックの日
ジェノスは博士のところで居ないし...
「後でいっぱい膝枕まくらしてやっから。スーパーでアイスも買ってやる」
『じゃあ行く』
―――――
「お前も暇だな。毎日俺のとこ来てるけど何して働いてるんだ？」
『知らない』
また適当な返事が返ってきたもんだ。
こいつは自分のことはあまり話したがらない、俺のことには興味津々でよく質問責めにあうのに割に合わない
愛想がないとはまた違うがどうしたものか
だが、俺のこと大好きなくせして素っ気ない態度をとるこいつがすげー愛らしくて俺もこいつのことが大好きなのは否定出来ない
ジェノスにお付き合いしていないのですか、なんて質問された時もあったが俺達はそういう間柄ではない。
ふと思い付いて隣で歩いているAの手を取って自分の指を絡める
「いつになったらお前のこと教えてくれるんだよ」
「こういうことするから教えない」
「意味分かんねえ。お前からはべたべたしてくんのにな」
いつにたっても自分の話をしてくれないこいつに腹が立って少し意地の悪いことをしてみる
「別に私のこと興味ないでしょ」
思ってもいないことを言われ我慢できなくなり、勢いでAを抱きしめ口付ける
もうどうにでもなっちまえ
「興味ねー女にこんなことしねえだろ...」
「こんなとこで何すんのよ、サイタマのバカ!!」
「顔赤いぞ」
こういう所を見ると満更でもなさそうで、
素直になって欲しいという願いを込めてもう一度彼女を優しく抱きしめた
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アリス･ネーヴェ(プロフ) - ジェノス君可愛すぎます。サイタマ成り代わり大好きです！！！更新頑張ってください！！ (2016年6月4日 19時) (
レス) id: cb5300e9da (このIDを非表示/違反報告)
ロシェ - ヤバいです。ジェノスが格好可愛いです……！サイタマ成代のやつがもう大好きです…！これからも頑張ってください！ (2016年3月28日 18時) (レス) id: 812c88ff04 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるま - 面白いです、可愛いです、主語がなくてスミマセン。この小説に出会えて良かった！！更新頑張ってください！ (2016年2月6日 10時) (レス) id: 946221bf19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキ。 | 作成日時：2015年12月25日 12時
