BTS【短編集】

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A「はいっ！これやって？」

そう言って体温計を渡す。すると
少し動揺したかのように

YG「･･･な、んで？手伝いしてほしいんでしょ？」

A「いいから、はい」

そう言うと渋々体温計を脇に挟んだ

『 ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ』

ほぉら体温計が示したのは38.5°c
私にバレないようにいつも通りを振る舞っていたが結果この通り
ユンギが自分でしかもこんな早くから起きて来るときはいつも体調が悪いとき

A「今日は学校休んで病院行くからね？」

YG「(ﾎﾞｿｯ)ｲｷﾀｸﾅｲ」

段々しんどくなって来たのか少し顔を
赤くしながら小さな声で言った

A「でも、行かなきゃずっとしんどいままなんだよ？それでも良いの？」

YG「行ったら絶対注射される」

A「ヌナが注射は辞めて貰える様に言うから」

YG「ホントに？」

A「本当」

YG「ちゃんと一緒にいる？」

A「居る！」

YG「･･･なら行ってもいい」

なんて久々のデレを見ながら
さぁどうすれば注射まで辿り着けるだろうか
必死に考えながら病院まで行った

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