たった一言言えたら・・・4【山下健二郎】

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・貴女side









魅奈｢馬鹿じゃないの、そんな男に引っかかって｣




ずっと会ってなかったから


悠一の事とか色々と説明をしたら


私怒られてる・・・



『最初はすっごいいい人だったんだよ？
優しくて、楽しかったし一緒にいて』


弥生｢Aってさハッキリ言って
見る目ないよね、なんでこう上手くいかないかな
お前の気持ちがわかんないとか言われて
振られて、次はDV男？｣



『なんででしょうね』



忘れたいから、健ちゃんの事忘れたかったから


毎回健ちゃんと真逆な人選んだ


そしたら何故かDVだし、振られるし・・・




魅奈｢でも、女3人でクリスマスイヴ過ごすって
どうなの？｣


弥生｢いいじゃん、たまにしか会えないんだから｣





今日はパーッとやろう


あんなヤツ忘れるぐらい酒飲む！




魅奈｢どうした？A｣


『何もないよ』


弥生｢うそー、顔が可哀相な顔してる、ずっと｣


『可哀相な顔ってどんな顔だよ』



｢こんなの｣って顔文字を見せてくる弥生
(._.`)こうゆう顔って(笑)



『してません』


弥生｢してるよ、なんかあった？｣


魅奈｢仕事でも嫌になった？｣


弥生｢それとも恋愛？｣


『恋愛・・・？かな』


琉奈｢なにその疑問系｣




｢もしかして、もう好きな人出来た！？｣
と迫ってくる２人。。



言えないよ、三代目の山下健二郎と


昔付き合ってて、最近その山下健二郎と・・・


なんてさ、、、




『まっ、でもいいんだ
彼氏いなくて、悲しいだけだから
ほしくて、作った奴がDV男だったから
悲しいんだよ』



魅奈｢A？ほんと？｣



普段人の事ズバズバと言ってくる奴が
真面目な顔して聞いてくる



『ほんと』


弥生｢気を使って話さないとか無しね｣


『大丈夫だから』


弥生｢よしっ！今日は飲むよ
っつか、朝まで付き合えんの？逆に
現役に喧嘩売ったからね｣


『してないわ』


魅奈｢次はオシャンなBARでも行きますか？
それかクラブ行く？久々｣


『任せまーす、私はただひたすら飲むから』






こんな風に平凡で、楽しくて

ただ、普通に暮らしたいだけなのにな、、、







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