【忍たま】優しいあなたに (ページ17)

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神様ページ17

Aside

黒木くんが帰った後シナ先生が来て、お風呂の場所を教えてもらいました。とってもいいお湯でした、あんなに広いお風呂に毎日入れるなんて夢みたいです…

A「今日は…なんだか、とても疲れました…明日に備えて今日は…もう寝ましょう…」

目を閉じた瞬間、私は余程疲れていたのかすぐに眠りにつくことができた。
その夜、私は不思議な夢を見ました

『おーい、聞こえるかい？聞こえたら返事をしておくれ』

なんでしょう…私を…呼ぶ声が聞こえます…

『おーい、起きてー、三上Aさんー』

どうして私の…名前を

A「はっ！こ、ここは？」

『あ、起きた？おはよう。自己紹介をしようか。僕は、うーんそうだなぁ…まぁ神様かな』

A「神様…ですか？」

『うん』

A「どうして神様がこんなところに…」

『君に話をしに来たんだ、急にあちらの世界に飛ばしてしまったからね』

A「あなたが私をあそこに飛ばしたのですか！どうしてそんな事…」

『ごめんね、こっちも色々事情があって。今は話す事は出来ないけど追追話していくから、今はまだ我慢して』

A「は、はい…では、私はあの世界になんの為に送り込まれたのでしょう？それにあの世界はなんなんですか？」

『あの世界は忍たま乱太郎の世界だよ。君も少しなら知ってるんじゃない？』

忍たま乱太郎…小さい頃少しだけなら見てました。…あっ、！あのわんちゃん！何処かで見た事があると思ったらヘムヘムちゃんです！どうして今まで忘れていたんでしょう…そ、それよりも今は神様のお話を！

『なんの為にか…まぁ、それくらいならいいか。天女の件はあちらでもう聞いてるね？』

A「はい…学園をめちゃくちゃにしたと言うことは…」

『そうなんだよ、こちらの手違いでね間違って送り込んじゃったんだよ。そしたらこのザマさ。ほんとに申し訳ない。』

A「では、私も手違い…という事ですか？」

『ううん、君にはあの世界を元に戻してもらいたい』

A「え？」

『君は優しい。きっと君なら傷ついたあの子たちの心に寄り添ってあげられる』

A「私にはそんな事…」

『とにかく！君にはそれを完遂するまで頑張って欲しい！』

A「は、はぁ…」

『その代わりといってはなんだけど、君の欲しいもの一個だけそちらの世界に送ろう。何が欲しい？』

A「欲しいもの…でしたら」