3D ナミと合流 ページ5
リ：聞いたのはいいが店はどこなんだろうか…
この近くだとは思うがなかなか見当たらない。
それにしても…海軍がうろついているのが気になる。確かにルーキーたちがうようよいるこの島は海軍が常日頃いるのが当たり前だが、不運にも今日は普段より多い…さすがにこうもたくさんいると動きづらい。
まぁ別にばれたって軽く逃げれるけど…ルフィたちに迷惑をかけるのは嫌だし。
早くナミと合流しなければな。
それに…あそこのやつらがいつでてくるかもわからない。
俺であってもあいつらは厄介だ。力はありあまるくらいあるが、ルフィの夢を叶えるにはやつらを潰さなければいけないなんていうことはない。
情報も要らぬほど握っているが…俺のやるべきことではないし、宝の持ち腐れだな、こりゃあ。
リ：あ、店発見…！
そう考えているうちに目的の店に駆け込みナミの姿を探す。
キョロキョロしていると奥の方から何やら言い争いのような声に聞こえた。
近づいてみると探していたナミと店の店員のすがたか見えた。
リ：ナミ！！
ナ：っ、！リオス…！！！久しぶり！2年前と変わらないわね〜…！！！
リ：一度に色々言われると困るんだが…とりあえず、全然変わってなくて安心したよ。
店員との言い争いを止めて話し出すナミ。後ろで店員がぽかーんとしているんだが…いいのだろうか。
ナ：そういえば、ルフィは？一緒の場所に居たんじゃないの？
リ：俺だけ先にボートできたんだ、送ってくれると言った島のやつらが少し遅れるようだったからいてもたってもいられなくてな。
ナ：なるほどね。ここに来てから他のやつらには会ったの？
リ：いいや、ナミが最初だ。
ナ：じゃあ一旦レイリーのところへ行きましょう！下手に探すのも疲れるだけだし！
リ：そうだな。その前にその買い物をどうにかしてからだが…
ナ：あ、そうだった！！
後ろの店員に声をかけ会計を済ませると大荷物を抱えて歩いてきた。
リ：そんなに買ったのかよ…
ナ：だって〜可愛いものばっかりだったし〜安かったんだもん〜♡
リ：ほんと変わってないな…w
変わらぬ仲間を見て安心する。やはりルフィが選んだ仲間だな。変わっちゃいない。
店を出て商店街大通りから離れるとなんとなく周りから気配がした。
リ：さっきからこそこそと着いてきて…何者だ？
立ち止まって声を張って言うと物陰から何十もの海賊たちが姿を現した。
ナ：え、ちょ、何？こいつら！？
リ：俺らを付け狙ってた海賊の一味だよ。
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作者名：御堂雅妃 | 作成日時：2015年8月6日 15時
