2D 仲間探しの聞き込みへ ページ4
リ：あ、もうそろそろ着くから切るな。後でまたかけ直すよ、ルフィの声も聴きてぇだろ？
「おう。無事合流しろよ？」
リ：わかってるっつーの！じゃあな！
電電虫をしまい、目の前の島に降り立つ。
シャボンディ諸島。
懐かしいな…さっき見た新聞だとルーキーがたくさんいるやらなんやらあったが、そっちにゾロやナミたちがいるのだろうか。
この辺りには人がいないし、広場のほうへ向かうか。
〜
リ：とは言っても…どう探そうか…
手あたり次第駆け巡るのは無謀だし、ここは人に聞くか…
人が多くいそうな酒屋を見つけ入る。海賊らしき男どもも少し混じってはいるが見て見ぬふりをし、カウンターに座りオーナーに酒を頼む。
リ：お、ここの酒はうめぇな！質が高い。
オーナー：だろう？お前さんよくわかってるねぇい。
リ：酒が好きでね、よく酒友達と飲み行くんだ。
オーナー：なるほどなぁ。今日はその友達と一緒じゃねぇのかい？
リ：実はすれ違っちまってな、今探してるところなんだ。
オーナー：そうだったのかい。どんなやつなんだ？
向こうから聞いてきたことによしと思いながら誰を聞こうか考える。
とりあえず一番頼りになるのはナミかロビンだ。でもロビンはこういうところに一人で寄りそうにないな…
リ：オレンジ色の髪で腕にブレスレットつけてて男にナンパされても返り討ちにするような女だ。
オーナー：ん？あぁ、そんな客ならさっき見たぞ！
リ：え？ほんとか！？
賭けがドンピシャで当たってびっくりしたが好都合だ。
酒を飲みほし時間を確認する。
オーナー：あぁ、一時間ほどずっと話してたからよく覚えてるよ！仲間を探してるって言ってたほは、お前さんの事だったのか。
リ：あぁ！あ、そいつどこへ向かったかわかるか？
オーナー：アクセサリーが見たいって言ってたから、教えてやった「エンジェルジェアリー」って店にいると思うよ。ほんの１０分前だからまだいるはずだ。
リ：そうか！ありがとな、オーナー！あ、酒代おいとくな！
オーナー：え、おい！釣りを忘れてるよ！
リ：ここの酒はそれくらいしてもいいと思うぜ！じゃあな！
そう言って店を飛び出すリオス。
その姿をいくつかの目が見ていたことには気づかずに。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：御堂雅妃 | 作成日時：2015年8月6日 15時
