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A「そんな！みなさん顔を上げてください！！」
まだ終わっていない。
A「ラディが居なくなった今、この国を狙う海賊などが現れるかもしれません。
なのでここに、海軍の管轄や支部を置きたいと考えています！
みなさん、どうでしょうか！」
すると、あちらこちらから拍手が聞こえ、
最終的にはこの国をが拍手で包まれた。
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次の日
私達はラディを先に牢屋のある海軍支部へと持って行かせて、
コビー君やヘルメッポ達は、一泊ここに泊まった。
コビー「昨日とは大違いですね！活気に満ち溢れていますね！」
ヘルメッポ「やっぱり町はこうじゃないとな！！」
昨日来たばかりの町を歩いた。
美味しい匂いが漂ってきたり、
町には音楽が流れ、
そして何より、市民の声がよく聞こえる。
昨日お別れしたテソも、お母さんと一緒に今日は亡き父のお墓を建てに行くらしい。
A「とにかく守れてよかった...」
そう呟いた私を、隣で見ていた2人は微笑んだ。
やっぱり私は、捕まえるよりも守るほうがいいのかもしれない。
コビー「流石ですね！Aさん！」
A「そんな事ないよ。ただ、当たり前のことをしただけ...！」
この国の人の笑顔を見ることができて本当に良かった。
A「よし...！
じゃあ、そろそろ本部に帰ろっか！」
コビー「はい！」
ヘルメッポ「え！あそこに美味そうなもんあるぜ？！」
A「はーやーくーいーくーよー」
ヘルメッポ「いででででで！！」
コビー「へ、ヘルメッポさん！」
私達は町からの活気ある声を聞きながら町を後にした。
「いらっしゃい！！今日はどんとサービスするよー！」
「やっと自由だーー！！」
「ちょっと！卵高くない！？」
「じゃあ、30ベリーまけてやるよ！」
「ねえねえー！公園で遊ぼー！」
「うん！！」
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「珍しいね、海兵を助けるなんて。海軍本部中佐 A。
フフッ、知ってる人？」
「うるせェよ、コアラ。
知ってるわけないだろ？なんとなくだ...」
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作者名：あど | 作成日時：2018年12月1日 14時
