おりょうり（リクエスト） ページ37
『お料理してみたい！』
胸の前で拳を握り、背伸びしてサンジの顔を見上げるAの目はキラキラしていた。
そんな彼女の可愛らしい姿にありえないほど弱いサンジはでろっとした表情を見せた。
ｿﾞﾛ「キモい顔Aに見せんなエロコック」
その様子を横から見ていたゾロが一喝。
今にもケンカを始めそうな雰囲気のサンジのスーツの裾を掴み、もう一踏ん張り。
『サンジくん、お料理おしえて…？』
お願い、とこてんと首を傾げればサンジに断る理由などない。
ｻﾝｼﾞ「ほんとにずるい子だなぁ…そんなのどこで覚えてくるんだい？…まずは簡単なものからやっていこうか」
膝を曲げ視線を合わせた後、Aを抱き上げキッチンへ連れて行く。
ウソップ特製の踏み台を用意し、シンクで手を洗わせながら冷蔵庫の中を覗く。
ｻﾝｼﾞ「昼飯はさっき食っちまったしな…おやつでも作るか！」
ニッと口角を上げたサンジに、Aはうん！と頷いた。
ｻﾝｼﾞ「つっても、まだ火と包丁は使わせたくねえし…」
ちなみに彼女はもう5歳なのである。
どーすっかなぁと頭を捻っていれば、後ろからロビンが声をかける。
ﾛﾋﾞﾝ「クッキーなんて、いいんじゃないかしら」
ｻﾝｼﾞ「ロビンちゃん！！いつからいたんだい？」
ﾛﾋﾞﾝ「珍しく食事の時間以外でAが食堂に入って行ったから気になって」
そこにウソップとルフィがAはどこだ！と勢いよく扉を開けた。
ｻﾝｼﾞ「Aは俺のお料理教室、唯一の生徒だ。邪魔すんな」
一蹴された二人はちぇっと拗ねたように食堂から退散して行く。
ｻﾝｼﾞ「クッキーか…混ぜて、型とって、焼くだけのAでもできる菓子作りの入門編だ」
ﾛﾋﾞﾝ「どこかの世界ではそろそろホワイトデー、なんてイベントが近いそうよ。お菓子をお返しするイベントみたいだけど、クッキーを渡す人が多いみたい」
そう言い残し、ロビンは楽しみにしてるわと食堂を出て行った。
『お返し…』
しばらく考えたAは数秒後ぱっとサンジを見上げた。
『いつもサンジくん、美味しいもの食べさせてくれるから、そのお返し！！』
にっこり笑う彼女に、サンジはめっぽう弱いらしい。
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海軍 - ココさんお元気ですか？5月5日は子供の日サニー号に鯉のぼりを持ったガ一プが来る話書いて欲しいです。以前お願いした少女とブルック軍艦潜入の話合わせ二つとても大変ですが宜しくお願い致します🙏ゾロが子供を拾ってきた4の続き楽しみにしています。 (4月28日 7時) (
レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
青 - 更新停止になってますけど大丈夫ですか？ (4月27日 6時) (レス) id: 082703c9c7 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - 中将の名前間違えてました。ド一メルマンではなくド一ベルマンでした。すみません (4月8日 21時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - ココさんすみませココさんが思っていたのと違うのをお願いしてしまって🙇次からは気を付けるのでまだ間に合うならココさんが思っていた花見の途中で2人が軍艦に乗り込んでしまう方にして下さい中将はド一メルマンのままで良いです。 (4月3日 19時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - すみません書き忘れた事が一つ花見をする前です🌸 (4月1日 18時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プラス. | 作成日時：2024年1月29日 22時
