ゾロのけいこ2 ページ13
ゾロの手からAの手へ、ダンベルが移されたとき、Aの上半身は重さで一気に下へ傾いた。
『うわっ…』
ｿﾞﾛ「あっぶね」
一度は離したその手でもう一度Aを支える。
ｿﾞﾛ「重すぎたか？」
挑発的な顔で見下ろしてくるゾロに、Aはむすっとしてみせる。
『できるもん』
床に下ろしたダンベルをもう一度持ち上げようと手に力を込める。
ｿﾞﾛ「しっかり握れよ」
『うん』
ぐっと持ち上げると少しだけダンベルが浮いた。
ｿﾞﾛ「そのまま持ち上げろ」
ぷるぷると腕を振るわせながらダンベルを頭の上まで持ち上げた。
ｿﾞﾛ「お、きたな〜」
満足げに笑うゾロの目の前で、Aはぐらっとバランスを崩した。
『おわっ…』
それを再びゾロが支え、ダンベルを回収する。
ｿﾞﾛ「初めてにしては上出来だ」
Aの頭をガシガシと撫でながらダンベルを近くのベンチに置いた。
ふぅ、と一息ついて床にぺたりと座り込むA。
ｿﾞﾛ「筋トレより、実践的なトレーニングのほうがお前にはいいかもな」
今度は小刀を取り出し、Aに持たせる。
ｿﾞﾛ「やってみるか？」
『うん！』
再び立ち上がり、小刀を右手に構える。
ｿﾞﾛ「俺は小刀の使い方はそこまで詳しくねえ。今日は基礎的なことだけ教える」
そこから始まったゾロの実践的稽古。
ｿﾞﾛ「お前の爪や牙も悪くはねえが、武器の使い方を覚えていて悪いことはない」
初めて行う本格的な戦闘に、Aは楽しさを感じていた。
自分の思うままに行動していた今までとは違い、戦闘においての知識を得ている。
それはAにとって楽しい以外の何物でもなかった。
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海軍 - ココさんお元気ですか？5月5日は子供の日サニー号に鯉のぼりを持ったガ一プが来る話書いて欲しいです。以前お願いした少女とブルック軍艦潜入の話合わせ二つとても大変ですが宜しくお願い致します🙏ゾロが子供を拾ってきた4の続き楽しみにしています。 (4月28日 7時) (
レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
青 - 更新停止になってますけど大丈夫ですか？ (4月27日 6時) (レス) id: 082703c9c7 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - 中将の名前間違えてました。ド一メルマンではなくド一ベルマンでした。すみません (4月8日 21時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - ココさんすみませココさんが思っていたのと違うのをお願いしてしまって🙇次からは気を付けるのでまだ間に合うならココさんが思っていた花見の途中で2人が軍艦に乗り込んでしまう方にして下さい中将はド一メルマンのままで良いです。 (4月3日 19時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - すみません書き忘れた事が一つ花見をする前です🌸 (4月1日 18時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プラス. | 作成日時：2024年1月29日 22時
