ゾロが子供を拾ってきた2

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Aの爪と牙では、クマドリにつけられるのはせいぜい切り傷。




大きなダメージにはならなかった。




長い戦闘の最中、ランブルの効果が切れ突き飛ばされたチョッパーは壁を突き破って隣の部屋へ。




『チョッパー！』




ﾁｮｯﾊﾟ「A！気をつけろ！」



その部屋にいたフランキーを視界にとらえ、Aはあっと声をあげる。




『なんかわかんないけどずっと一緒にいるロボット！！』




ﾌﾗﾝｷ「フランキーだ！今は味方だ！！…えっと、鬼族の娘の…」




『Aだよ！』




ｸﾏﾄﾞﾘ「よよい！」




チョッパー襲いかかるクマドリを見て、Aは彼らの間に入る。




ﾁｮｯﾊﾟ「だめだA！」




Aは咄嗟に隣にあった大きな扉を開いて盾にする。




中に突っ込んで行ったクマドリを見て、慌ててチョッパーが扉を閉める。




ﾁｮｯﾊﾟ「A！お手柄だ！！閉じ込めた！！」




『やったー！』




Aを抱き上げ、やったやったと喜ぶ2人を見てフランキーが声を上げる。





ﾌﾗﾝｷ「俺はその冷蔵庫に用があるんだ！」




ﾁｮｯﾊﾟ「俺はまだお前を許してないんだからな！！」




フランキーがウソップをボコボコにした奴だと知らないAは首を傾げるが、チョッパーが怒っているので一応あかんべしておく。




右手でAを抱きながら、左手でフランキーを指差し、ウソップを返せー！と涙目のチョッパー。




フランキーのロビンを助けたきゃ自分にコーラを3本よこせという言葉に従うことにした2人。




『やろう！チョッパー！』




Aの言葉にチョッパーはうんと頷く。




ﾁｮｯﾊﾟ「俺が開ける。Aが中からコーラを取り出すんだ。一瞬で開けて閉じれば、出てきやしない」



『わかった』

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