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口の周りと指の先を血で汚しているAを見つめながら、パウリーは一味を追いかける。
ﾊﾟｳﾘ「あの海兵らは、この子が1人でやったってのか？」
そこいら中に転がる海兵を見下ろしながらパウリーははぁとため息をついた。
ﾊﾟｳﾘ「俺らも負けてらんねえが…これ見てからじゃ気落ちするってもんだな…」
パッと見たところ体に大きな傷がないことに安堵する。
裁判所に進んだゾロたちとAを合流するため前進するパウリー。
15分ほどしたところでAが目を覚ました。
『大変だよ！』
飛び起きるなりギャーギャー騒ぎ立てるAをパウリーが宥める。
ﾊﾟｳﾘ「落ち着けお嬢。いま仲間の元に連れてってやるから」
Aは立ち上がって気配を探り彼らがどこにいるか感じ取ろうとしている。
『ルフィくん…』
ルフィとブルーノが屋上で戦っているのを察したのだろう。
心配そうな面持ちで上を見上げた。
ﾊﾟｳﾘ「ついたぞ。この建物だ」
裁判所の前でAをおろし、一緒に行けないことを謝罪する。
『大丈夫！！ありがとう！！』
大きく両手を振ってパウリーを見送る。
ルフィは屋上にいるので自分も屋上に行こうと考える。
中を通ると時間がかかるよなぁ…
数分前にゾロが倒した敵軍の姿を見てそう考えたAはなんと壁を登り始めた。
窓枠や小さな窪みに自身の小さな手足をかけ、器用に登っていく。
半分ほど登ったところで、出発前のナミの言葉を思い出した。
「あたしについてきなさい！」
そうか、まずはナミちゃんに会わなきゃいけないのか。
どれだけ強くなっていたとしても彼女は3歳。
臨機応変なんて言葉わからないのだろう。
その場で窓を破り中に入る。
自分がチョッパーだったら探すのも楽なのになぁと考えながら廊下を走りナミの雰囲気を感じ取る。
『ナミちゃんはこっち…か…な？？』
突如床が崩れ始めて、下から襲ってくる竜巻に巻き込まれる。
『ナミちゃん！』
下から飛ばされてきたナミを視界にとらえはしゃぐ。
ﾅﾐ「A！何でここに！血だらけじゃない！」
Aを見た途端冷静さを取り戻すナミ。
そのまま屋上まで飛び出て、綺麗に着地するAとナミ。
そして頭から落っこちたチョッパー。
『会えた！』
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海軍 - 頑張って戦ってくれたルフィ達に能力を使ってウォータースライダーをだすのはどうでしょうか？ (1月29日 21時) (
レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
おい(プロフ) - コメント失礼します！このままのお転婆さんのままでもいいと思います！楽しく読ませてもらってます！更新頑張ってください！！ (1月29日 20時) (レス) @page50 id: cdba16656d (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - リクエストにこたえてくれて有り難う御座います。 (1月29日 19時) (レス) @page43 id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
プラス.(プロフ) - 海軍さん» 5人全員は出せそうにないけど、なるべく答えられるよう頑張ります (1月29日 10時) (レス) id: 438e32f130 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - はい、バスターコールの事です。3歳の少女がオニグモ､モモンガ､ストロベリー､ドーメルマン､ヤマカジ､５人の中将の中で最初は誰の船に乗り込んで戦うかはお任せします。 (1月28日 21時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プラス. | 作成日時：2024年1月16日 21時
