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ボロボロのウソップを担いで帰ってきた彼らを見て、Aはやっとことの重大さを理解した。
『誰がウソップくんをいじめたの…？』
船内に寝かされた彼を見て、いかにも怒ってます！という顔で口を開くA。
しばらくぷりぷりと怒っていたが、そのうち疲れて眠ってしまった。
ﾅﾐ「今日お昼寝してなかったものね。ごめんね、付き合わせて」
ウソップが目を覚ましても、寝続けるAを抱っこし、全員船内へ入る。
Aが目を覚ましたのは、バゴンっ！という大きな物音のせいだった。
それは、サンジがルフィを蹴り飛ばした音だった。
『！！』
ｻﾝｼﾞ「テメェ今何言おうとしたんだ！！！」
自分には決して向けられることのない顔と声で怒鳴るサンジに思わずナミの腕から飛び降りる。
ﾅﾐ「Aっ…！」
『けんかしてるの…？』
悪かったと起き上がるルフィにも、ボロボロのウソップにも、ハァハァと息を切らすサンジにも、Aは何も言えなかった。
ｳｿｯﾌﾟ「メリー号に見切りをつけるんなら、俺にもそうしろよ」
下を向いて話し出すウソップ。
ｳｿｯﾌﾟ「正直、俺はもうお前らの化け物じみた強さには付いていけないと思ってた。ただの金の番すらできねえ。3歳の子供にだってきっと負けちまう」
3歳、という単語に自分のことだと悟ったAは怒ったような顔をした。
ｳｿｯﾌﾟ「この先もまた、お前らに迷惑かけるだけだ」
この一味をやめると言って船内から出ていくウソップをAは1番に追いかけたが、雑に閉められたドアがそれを阻んだ。
『開けて！これ開けて！』
取手に背が届かないAが呆然と立ち尽くす一味に必死に叫ぶ。
ウソップをとめてとルフィに訴えるナミを見て、Aは叫ぶのをやめた。
何も言わないルフィに対し、ナミは外へ出て叫ぶ。
ﾅﾐ「ウソップー！待ってよ！こんなのダメよ！」
それに続くようにサンジとチョッパーも叫ぶ。
Aはただ目を閉じるだけのゾロの顔を見て涙を流した。
『うわあああああん』
訳もわからず、何があったのかはわからないが、ウソップがいなくなってしまったことにただひたすら泣いた。
みんなが喧嘩していることに涙を流した。
なぜ自分は寝てしまったのか。なぜ自分は子供なのか。
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海軍 - 頑張って戦ってくれたルフィ達に能力を使ってウォータースライダーをだすのはどうでしょうか？ (1月29日 21時) (
レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
おい(プロフ) - コメント失礼します！このままのお転婆さんのままでもいいと思います！楽しく読ませてもらってます！更新頑張ってください！！ (1月29日 20時) (レス) @page50 id: cdba16656d (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - リクエストにこたえてくれて有り難う御座います。 (1月29日 19時) (レス) @page43 id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
プラス.(プロフ) - 海軍さん» 5人全員は出せそうにないけど、なるべく答えられるよう頑張ります (1月29日 10時) (レス) id: 438e32f130 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - はい、バスターコールの事です。3歳の少女がオニグモ､モモンガ､ストロベリー､ドーメルマン､ヤマカジ､５人の中将の中で最初は誰の船に乗り込んで戦うかはお任せします。 (1月28日 21時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プラス. | 作成日時：2024年1月16日 21時
