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2回戦、3回戦と勝ちを収めた麦わらの一味は島を出る準備をしていた。
が、島にいるある人物を視界にとらえた。
ﾙﾌｨ「だれだ？あいつ」
ｿﾞﾛ「ここに人なんていたか？」
ｻﾝｼﾞ「いーや、全く気配を感じなかった」
アイマスクを着けている彼の顔はよく伺えなかったが、背が高く、やけに威圧感のあった。
ナミが自分の後ろにAを隠すと、それをさらに隠すように一味が前に立つ。
男はなんだ？と声を上げアイマスクを外した。
男の顔が露わになった途端、ロビンは尻餅をつき怯えた表情で彼を見上げた。
ロビンにいい女になったなと声をかける彼に、ただひたすら怯えるロビンの取り乱しように、一味も警戒する。
「…あららら。まーまー、そう殺気立つなよ。別に指令を受けてきたんじゃねえんだ」
ｿﾞﾛ「指令だと！？何の組織だ！」
威嚇しながらも尋ねるゾロに、ロビンが僅かに声を震わせながら口を開く。
ﾛﾋﾞﾝ「…海兵よ……海軍本部“大将”青キジ」
ｸｻﾞﾝ「それと俺は、そこのガキの様子を見に来たんだ。…大きくなったな、A」
青キジの視線の先にはみんなに隠されるAの姿が。
ｸｻﾞﾝ「って言っても、お前は俺のことなんか覚えてねえだろうな。
それと、お前らちょっと前までスカイピアに行ってたそうだな。
だから知らないだろう。教えてやるよ」
青キジはよっこらせと腰を下ろしポケットから一枚の手配書を出した。
折り畳まれたせいで誰のものかは全くわからない。
ｸｻﾞﾝ「そこのガキは政府が指定した特定保護指定生物だ。殺すことも、傷つけることも許されねえ。ただ生きて捕まえる。それが俺たちの仕事だ」
ｻﾝｼﾞ「どういうことだよ」
ｸｻﾞﾝ「そいつは、政府の手により全滅させられた鬼族の生き残りだ。それも、ちと特別な鬼族のだ」
ｳｿｯﾌﾟ「なんで政府が消しときながらその生き残りを政府が生きた状態で探してるんだ！とんだ矛盾だろ！」
ｸｻﾞﾝ「その一族が持つ特別な力を、政府の連中も欲しくなったんだろ」
予測で物事を話す青キジ。
ｸｻﾞﾝ「そして、お前らが空に行ってる間にコイツが生き残ってることがわかったんだ。なんでかは俺も知らない」
よっこらしょと立ち上がった青キジはハァとため息をついた。
ｸｻﾞﾝ「ということで、そこのガキこっちによこせ」
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舞彩(プロフ) - 続編も楽しみにしています。作者様のペースで更新のほう頑張ってください！ (1月16日 17時) (
レス) @page50 id: 4deac4f86b (このIDを非表示/違反報告)
酸性雨の１つ(プロフ) - 夢主ちゃんが自然と物語に馴染んでいるので私はこの方が好みではあります！あくまで個人の感想ですのでお気になさらず〜 (1月15日 23時) (レス) @page49 id: f35602649d (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - 普通じゃないことの説明してるみんなの話少し泣きました。自分も少し普通じゃないので共感できます。 (1月14日 19時) (レス) @page45 id: 2e60e76d28 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - とても良い小説です。是非､ルフィの祖父のガ一プやクザン大将達に出会う話を出来たら書いてほしいです。 (1月12日 16時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 滑り込めてる、、、でしょうか、！？！？面白くて最高です！アンケートは3がいいです！そんでルフィたちと思い切り遊びたいです！！ (1月10日 3時) (レス) @page10 id: 69e1849e37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プラス. | 作成日時：2024年1月6日 13時
