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そこにロビンが近づき寝ているAの上唇を持ち上げる。
そこには犬歯と呼ぶにはあまりにも鋭い歯があった。
ﾅﾐ「うそ…こんなものいつの間に…」
ﾛﾋﾞﾝ「やはりそうね。船医さんの言う通りだと思うわ」
Aの顔から手を離したロビンは静かに口を開く。
ﾛﾋﾞﾝ「私も詳しい話は知らないけれど、グランドラインの最初の海には、鬼が出るという噂があるの。
彼らは人々に危害を加えるとして政府に特別危険種認定され、いつの日か滅びた。
もちろんそうじゃない鬼もいるでしょうけど、Aがあの島にいた以上、ほぼ確定と言って良さそうね」
ｳｿｯﾌﾟ「もしそうだとして、こんな小さい子一人で、どうやってあの島にいたんだ？」
ｻﾝｼﾞ「木の実しかなかったあの島で、3歳児が1人で生きていけるとは思えねえ」
ﾅﾐ「Aはあたし達と会ったときすでにある程度の会話はできた。つまり、ある程度の年月、言葉を教えてくれる何者かと過ごしていたはず」
ﾛﾋﾞﾝ「きっと私たちと出会う直前まで、あそこの島で生き延びていた鬼が何人かいたはずよ。
それが私たちがあそこに着く前に何者かによって殺されてしまった。もしかしたら、この子の親も…
そう考えれば、出会った直後、Aに親のことを聞いた時の反応も頷ける。
そして、傷がすぐ治るAの身体がボロボロだったことから、入れ違いだったことも推測できるわ」
ﾅﾐ「私たちがもう少し早くあの島につけてたら…Aの親も、A自身も助けられてたかもしれないってわけね」
ぐっと唇を噛み締めるナミの肩にサンジが手を置く。
ｻﾝｼﾞ「過去を悔やんでも仕方ないよ、ナミさん。まだそうと決まったわけじゃない。Aが鬼かどうかもね」
明るい声を出すサンジにロビンもええと頷く。
ﾛﾋﾞﾝ「これはあくまで私が聞いた噂と推測にすぎないわ」
ﾅﾐ「でもあたし、見たの」
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舞彩(プロフ) - 続編も楽しみにしています。作者様のペースで更新のほう頑張ってください！ (1月16日 17時) (
レス) @page50 id: 4deac4f86b (このIDを非表示/違反報告)
酸性雨の１つ(プロフ) - 夢主ちゃんが自然と物語に馴染んでいるので私はこの方が好みではあります！あくまで個人の感想ですのでお気になさらず〜 (1月15日 23時) (レス) @page49 id: f35602649d (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - 普通じゃないことの説明してるみんなの話少し泣きました。自分も少し普通じゃないので共感できます。 (1月14日 19時) (レス) @page45 id: 2e60e76d28 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - とても良い小説です。是非､ルフィの祖父のガ一プやクザン大将達に出会う話を出来たら書いてほしいです。 (1月12日 16時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 滑り込めてる、、、でしょうか、！？！？面白くて最高です！アンケートは3がいいです！そんでルフィたちと思い切り遊びたいです！！ (1月10日 3時) (レス) @page10 id: 69e1849e37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プラス. | 作成日時：2024年1月6日 13時
