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ブランケットを羽織ってキッチンを出ると、
甲板には、薄く雪が積もっていた。
それを一生懸命かき集めて、
雪だるまを作ろうとしてるらしい。
キクは薄着のまま、
鼻を真っ赤にしてルフィたちと遊んでいた。
『あら、ルフィ、手袋…』
雪だるまを作るルフィの手には
手袋がはめられていなかった。
たしか、今朝ブルックが
渡してたはずなんだけど。
ふと、キクを見ると、
その手に、ルフィの手袋がはめられていた。
ルフィ、貸してあげたんだ。
『キク！風邪引くから厚着しなさいよー！』
キ「はぁーい！」
チ「ウソップぅぅぅう！！！
ルフィどうしよう！！ウソップが！！」
ル「あっはっはっは！！！
ウソップ、雪だるまになってやがる！！
だぁっはっはっは！！」
わたしの言葉に返事をしたキクは、
雪だるまを作ってて
自分が雪だるまになってしまった
激しく馬鹿なウソップのところへ
駆け寄って行った。
『はぁ…なんなのよ…』
馬鹿ばっかり。
そう言って甲板に戻ろうとすると、
ゾロの叫び声が聞こえてきた。
ゾ「おい、9時の方向に海軍の船がいる！！
大砲をこっちに向けてる、
ルフィどうにかしろ！！」
ル「なにぃ！？まかせろ！！」
ゾロの声でみんな一斉に
9時の方向を向くと、
本当に海軍の船が見えた。
『も〜、こいつらに気を取られて
全く気づかなかったわ！』
海軍「標的、麦わらの一味！！！
全員確保しろ！！」
海軍の声が響いてすぐに、
大砲の球が一発こちらに飛んできた。
それはまっすぐ
ルフィのところへ飛んでいく。
すると、ルフィはその球を両手で掴み、
腕を伸ばして自身を軸に
ぐるぐると回り始めた。
ル「うおおおおおおおお…！」
ゾ「おいおい、船壊れんじゃねぇのか？」
キ「ルフィ！
まわりには島がいっぱいあるよ！
どこに飛ばしても島に当たっちゃう！」
キクの言うとおり、まわりには
小さな島が複数あった。
正確に見極めて投げ飛ばさないと、
あんな小さな島なら潰れてしまう可能性もある。
そのとき、
ルフィから離れていたはずのキクが
ルフィに駆け寄って行った。
『キク！！』
ル「わ、うわ、
ぶつかるぅぅ…！！」
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北沢 - え、、、、続きは〜( ノД`)… 続き楽しみにしてます！ (8月30日 18時) (
レス) @page27 id: 97f09e59d6 (このIDを非表示/違反報告)
あず - 続きとっても気になるけどもうこれ更新されないのかな、、泣 (8月20日 7時) (レス) id: 9e4a1fab10 (このIDを非表示/違反報告)
亜羅零 - ローさん何しとんねんw更新頑張ってください！ (2019年7月1日 21時) (レス) id: 3b01356bb8 (このIDを非表示/違反報告)
イルミ - 最後めちゃくちゃ おいっっっっっってなった笑 (2019年1月27日 20時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - 凄く面白かったです！続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年9月13日 6時) (レス) id: a10a38cd02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりもクン。 | 作成日時：2015年2月23日 23時
