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◇
「オイ！起きろ！！」
「ーあ？」
レオナは頭をなにが叩いているのに気が付き目を覚ました。
自分の頭を叩いていたのはグリムのようで起きたのが満足そうだ。
「やっと起きたんだゾ！ ずっとAと気絶したままだったらどうしようかと思ったんだゾ！」
「なに……なんだって？」
「キングスカラーくん、貴方は負のエネルギーに取り込まれて暴走し、オーバーブロットしてしまったのです」
「この俺が暴走して…オーバーブロットだと？ 嘘だろ……」
「本当なんだゾ！ Aが助けなかったらきっと今も気絶したままなんだゾ！」
レオナは腕の中にAを抱きしめていることに気付く。
彼女はまた眠ったままのようだ。
「保健室で寝てたはずのAがいきなり出てきてマジでビビったわ」
「また眠ってしまったが…とりあえず起きて良かったな、エース」
「本当に心配ばっかりかけやがって。起きたら覚えてろよ」
「またAの目が覚めるのを待つとして…レオナ、キミには自白してもらうことがある」
「んじゃその間はオレがA預かるッス」
「おいっ…」
まだ力が入らないのかレオナはラギーにAをするりと奪われる。
「さて、キングスカラーくん。今までの連続傷害事件は君たちがやっていたということで、間違いありませんね？」
「………あぁ、そうだ」
「わかりました。ではサバナクロー寮は今回の大会は失格とします…いいですね？」
「………わかった」
「学園長、待ってください」
「ローズハートくん？それに…みなさんは確か」
リドルの横には今回の連続傷害事件の被害者たちが並んでいた。
「はい、彼らは今回の事件の被害者です」
「学園長、俺たち被害者全員からお願いがあります。今回の大会、サバナクロー寮を失格にせず出場させてくれませんか」
「なんですって？つまり……彼らを許すと？」
「アンタたち……」
「いいや、許すわけじゃない」
「サバナクロー寮に欠場されると、気兼ねなく仕返し出来ないからな」
被害者クラブの要求はこうだ。
恨みはあるが魔法を使用した私闘は出来ない。
ならば魔法の使用が可能なマジフトでその恨みを晴らさせろ、ということだった。
被害者一同、みんな悪い顔をしている。
被害者のポムフィオーレ寮生が手袋を投げるが誰もそれを拾わなかった。
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ここ(プロフ) - 星空ブリキさん» 星空ブリキさん、はじめまして！作品を読んでくださってありがとうございます！嬉しいお言葉、とても光栄ですっ。こうして最高順位をいただけたのも星空ブリキさんや読者の方が読んでくださったおかげです、本当にありがとうございます(*´꒳`*) (2022年5月24日 23時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - パート一から全て読んでる者です! ここ様の作品はめちゃくちゃ表現力があって面白いです! 最高順位2位!? 一位になってもおかしくないクオリティなのに…!! とにかくこれからも応援しています! (2022年5月23日 13時) (レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» 最高順位2位というとんでもない順位をいただけただけで、私はもう何も言い残すことはありません…が、ガムテープさんがそう言ってくださってもう…感謝しかありません…！ (2021年9月24日 23時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» わわっ、不思議なフィルターが画面にかかっているようですね😆お気に入り登録も投票もどちらもとても嬉しいです(*^_^*)こうしてガムテープさんがコメントしてくださることも、本当に嬉しいですっ✨ありがとうございます！ (2021年9月24日 23時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ガムテープ(主食) - あ、過去最高2位なの気に入らないです、1位いかせたいです。付け加えすみません (2021年9月24日 19時) (レス) id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年9月24日 6時
