Ace Trappola 9.23 ページ37
◇
「あーもうっ、こんな予定じゃなかったんだけどな！そもそも、ユウがあんなこと言うからって…はあ…」
『エース？』
「A、好きだ。あんなことした後で信じられないかもしれないけど、ずっと好きだった」
エースからの突然の告白。
Aの頬はさらに赤く染まる。
エースはそんなAを愛おしそうに微笑みながら頬を撫でた。
「ほんと、ずっとさ…小さい時から好きだったんだ」
『エース…私、』
「ちょ、返事はまだ待って！あんなことしたばっかで望み低いだろうし、挽回してからっ……！」
挽回してからまた聞かせて、と言おうとしていたエースの言葉は最後まで言えなかった。
Aの顔が近付いてきたと思うと唇に柔らかいものが当たる。
恥ずかしそうに目を逸らしながら離れていくAにエースはなにが起きたのか理解できないようで固まっていた。
『あのね、私エースのこと好きだよ。それは家族や友達としてだと思ってた。でも…』
「でも…？」
『さっきエースと…き、キスした時すごくドキドキして、いやじゃなかった。それで男の子として、エースとこと好きって気付いたの』
「それって…オレたち両思いってこと？」
エースの言葉に照れながらAは頷く。
「っ……………しゃああ！！」
『わあっ！？』
エースが叫んだと思うとAは強く抱きしめられ、エースの口からはまじかまじか、と何度も聞こえてくる。
「帰りたいって言っても絶対帰してやらないからな」
『言わないよ。私の居場所はエースの隣だもん』
「くっ………オレの彼女が可愛すぎて辛い…！」
『あはは、変なエース』
「なあ、キスしてもいい？」
『………そういうのは聞かなくていいよ』
恥ずかしそうに目を閉じるAについゴクリ、とエースの喉が鳴る。
そして愛しい彼女に柔らかいキスを贈るのだった。
「っはぁ…、今日人生で最高の誕生日だわ」
『それなら良かった。あ、そうだプレゼント』
「プレゼントならもうAを貰ったけど」
『もう、ちょっとだけ離れてよ〜』
「やだね」
エースに渡すはずだったプレゼントを探すAから少しでも離れてたまるか、とエースは後ろから抱きついている。
抱きつかれたままプレゼントを探すと、ベッドの下にラッピングされた袋を見つけエースに渡した。
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ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» ゴスマリ復刻のイデアはとても良かったですね…っ！こっそりと編集しているところがあるので、以前読んでいただいたものと少し違うかも、です✨絵文字が使えるようになりましたね！早速使ってみました😆 (2021年9月21日 19時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ガムテープ(主食) - ゴスマリ…！イデア先輩…！二回目だけど楽しみです！気合入れて読みます！🤭(絵文字使えるようになりましたね！) (2021年9月21日 17時) (レス) @page11 id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» ガムテープさん、読み返してくださってありがとうございます！読むペースの速さに私も嬉し驚きですっ^ ^ (2021年9月20日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ガムテープ(主食) - なんかどんどん読んでたら�靴泙罵茲舛磴辰拭�…あれ？早 (2021年9月20日 18時) (レス) id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - あやみんさん» あやみんさんコメントありがとうございます^_^殺戮の天使はタイトルは知っているのですが内容は知らないんです。もしかして同じ名前でしたか…？？夢主ちゃんの両親の名前はパッと閃いた名前になります^_^ (2020年10月25日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年9月17日 6時
