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長かったバイトが終わりAはオクタヴィネル寮を後にしていた。
あの後アズールにリドルがオーバーブロットしたことや、意識を取り戻して今は落ち着いていることなどを話すと、話を聞いたアズールは眼鏡の縁を押さえながら何かを考えるようにVIPルームへと戻っていった。
大変でしたね、とジェイドがキノコ料理の賄いを出してくれたので美味しく賄いをいただいた。
オクタヴィネル寮の鏡を出て鏡舍へと帰ってくると、そこにはエースの姿があった。
「よっ、バイトお疲れ」
『エース、どうしたの？もしかして待っててくれた？』
「まあ、そんなとこ。帰るんだろ、いこーぜ」
Aの手を引いてエースはオンボロ寮への道を歩いていく。
ちらりと目だけでエースの方を見てみるとエースも同じようにAを見ていた。
「今日、ありがとな。デュースに聞いたけど、オレが危なかった時助けてくれたんだって？」
『間に合って本当に良かったよ』
「それにしてもあぶねーだろ！突っ込んでくる木の前に立つとかなんかあったらどうすんだよ」
『そう言われても…エースを助けたいってこと以外なにも考えてなかったもん』
「もんっておまえ………可愛すぎんだろ…」
『エース？』
「なんでもねぇよ！ほら、着いたぜ。さっさと入ってさっさと寝ろ！」
『もう押さないでよー』
照れ隠しでエースはAの背中をぐいぐいとオンボロ寮の中へ押し込む。
Aはされるがまま笑いながら押し込まれていた。
『エース送ってくれてありがとう』
「おう。じゃあまた明日、おやすみ」
『おやすみ、エース』
ドアが閉まりエースはドアを背に座り込む。
「好きなやつに守られるとか…ダッセーじゃんオレ…」
膝を抱えてその間に頭を埋めてエースは呟く。
すぐに顔をあげて立ち上がると気合を入れるように両頬を叩く。
「………っし！次はオレが守ってやるからなA」
そのためには力をつける必要がある。
エースは張り切ってハーツラビュル寮に戻り教科書を開いて知識を取り込んでいく。
が、あまりの疲労のせいか机に突っ伏しながら夢の世界へ落ちていくのは……もうすぐのこと。
「A………」
愛しい彼女の名前を呼びながら。
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ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» ゴスマリ復刻のイデアはとても良かったですね…っ！こっそりと編集しているところがあるので、以前読んでいただいたものと少し違うかも、です✨絵文字が使えるようになりましたね！早速使ってみました😆 (2021年9月21日 19時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ガムテープ(主食) - ゴスマリ…！イデア先輩…！二回目だけど楽しみです！気合入れて読みます！🤭(絵文字使えるようになりましたね！) (2021年9月21日 17時) (レス) @page11 id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» ガムテープさん、読み返してくださってありがとうございます！読むペースの速さに私も嬉し驚きですっ^ ^ (2021年9月20日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ガムテープ(主食) - なんかどんどん読んでたら�靴泙罵茲舛磴辰拭�…あれ？早 (2021年9月20日 18時) (レス) id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - あやみんさん» あやみんさんコメントありがとうございます^_^殺戮の天使はタイトルは知っているのですが内容は知らないんです。もしかして同じ名前でしたか…？？夢主ちゃんの両親の名前はパッと閃いた名前になります^_^ (2020年10月25日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年9月17日 6時
