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◇
大食堂へ着いたAは中を覗くが誰もいない。
掃除途中でなにかあったのか汚れた雑巾が散らばっているだけだ。
買い物袋を椅子に置きAはブレザーを脱ぎシャツを腕まくりする。
『よし、みんなが来るまで頑張ろうっと』
Aは雑巾で窓を拭き始める。
届かないところは魔法を使いながら丁寧に掃除していき、10枚ほど終わっただろうか、Aが一息ついたその時。
「あ〜Aみ〜っけ♡」
『きゃあ！？』
声がしたと思うと突然視界が高くなりAは悲鳴をあげた。
『な、なになに？？』
視界が高くなり慌てるAの後ろからクスクスと笑い声が聞こえてくる。
くるりと身体を反転させられAは持ち上げている犯人が見えた。
その人物をAは知っている気がしたが記憶の彼と目の前の彼は姿が違う。
「あははは、Aってば慌てちゃってかわいーね」
『その声、もしかしてフロイド…？』
「正解でぇす。どお？オレの人間の姿」
『えーと……大きく、なったね』
「あはっAはなんか、小さくなった？」
「それは貴方が大きくなり過ぎたんですよフロイド」
フロイドの後ろから声が聞こえ持ち上げられたままそちらを見るとフロイドと同じ顔。
Aは彼の顔にも覚えがあった。
『…ジェイド？』
「はい、ジェイドです。A、お久しぶりですね」
『2人とも会えて嬉しい！この学校に通ってたんだね』
「はい、1年程前から通わせていただいております」
「オレも会えて嬉しいからギューってしちゃお〜」
「では僕も」
『あはは、2人とも苦しいよ』
2人に挟まれるように抱きしめられるAの顔はとても嬉しそうだ。
「フロイドどうでしょう、Aをモストロ・ラウンジへ招待しては」
「あーそれいいねー。じゃあしゅっぱーつ」
『ごめんね、今はダメなの。友達と掃除してるところで。また今度じゃダメ？』
「は？その友達いねーじゃん。そんなやつほっとけば。はい連行ー」
「荷物でしたらお任せください。僕が責任を持ってモストロ・ラウンジまでお持ちしますので」
『あ…ありがとう………じゃなくてダメなのっ、お、おろしっ…きゃああっ！』
フロイドに担がれたままAは連れて行かれてしまう。
Aのお願いも楽しそうに笑みを浮かべる2人には届かなかった。
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kumaMaco(プロフ) - ここ様初めまして！最近ここ様の作品に出会い、Re startをはじめRe〜以外の作品にも夢中になって拝見しておりました。素敵な作品に出会えて幸せです。有難うございます…！もし宜しければなのですがR作品の方のパスを教えて頂くことは可能でしょうか宜しくお願い致しま (12月16日 11時) (
レス) id: 39ab5c799a (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - おむはる。さん» おむはる。さん、はじめまして^_^お返事が遅くなってしまい申し訳ございません…！メッセージにパスワードを送らせていただきました。ご確認よろしくお願いいたします(*´꒳`*) (12月13日 17時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
おむはる。(プロフ) - ここ様、初めまして！以前からこの作品楽しく拝見しておりました！もし宜しければR18作品のパスワードを教えていただきたいのですが可能でしょうか...？どうかご検討のほどよろしくお願い致します！ (12月7日 19時) (レス) id: 113ac8c6ad (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ?さん» はじめまして！作品を読んでくださいましてありがとうございます！パスワードをメッセージにお送りさせていただきました。お時間あります際にご確認よろしくお願いいたします^_^ (9月22日 20時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - ここ様、はじめまして！この作品が面白くて一気読みしました。r18作品のパスワードを教えていただきたいのですが可能でしょうか？ (9月16日 14時) (レス) id: 4f222d9579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年8月27日 12時
