＊ ナポリタン “ 神×貴+特命 ” ページ4
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2連休が明けた日の出勤は、なかなか酷なところがある。
土日休みで、月曜出勤なんて人はもっと辛いんだろうから、1番キツい水木を休んだ私なんて、きっとそんな事を言っちゃ行けない気がする。
『おはようございま〜す』
「おはようございます」
「おはよ、Aちゃん」
いつも通り、職場に入れば私の全てを包みこんだのは、憧れの上司と付き合いたての彼氏からの挨拶と、紅茶とコーヒーの香り。
右京さんの前、亘さんの横にある私のデスクに鞄を置けば、中に入れてきた紙袋を3つほど取り出すと、真っ先に彼が近寄ってきた。
「なに、それ」
『軽井沢へ行ったので、ちょっとしたお土産を。』
「軽井沢？」
「あぁ、あの時、熱心に見ていたのはお土産でしたか」
『はい！それぞれに渡すタイミングが、色々違いますから。』
「……え、あの時って、一昨日の美術展？」
『そうですけど……』
いかにもわざとらしく、私に聞いてくる亘さんを軽く睨めば、右京さんは呆れたようにカップを机に置くと、同じように近くに来た。
「冠城くん、君、演技が下手ですねぇ」
「えっ、そ、そうですか？」
『下手ですね、ほんと。それに、右京さんには私と冠城さんが付き合いたてって事くらい、言ってますから。』
「えぇぇ、そうなの」
『まぁ、言ってる人なんて限られてますけど』
付き合う時に、プライベートと仕事は分けるって言ったのをちゃんと覚えてるらしく、私がそう言えば、なんだよ…って不満そうに顔を歪める。
すると、お土産を見ていた右京さんが、おや？って言うから、2人でそっちに目を向けた。
「これだけ、他のものとは違うようですが……」
『あ！それは、尊さんにです』
「尊……って、2代目相棒の？」
『えぇ、神戸尊さん。
今日、一緒にお昼を食べる約束をしてるので』
「ふーん……一緒に、ねぇ」
『……なんです？』
相変わらず、不満そうに私の言ったことを復唱するから、ちゃんと亘さんの顔を見ると、視線が合った途端いじけたように、椅子に座ったから、右京さんも呆れたように口を開く。
「冠城くん、神戸くんと彼女はなんの関係でもありませんよ」
『そうですよ、尊さんは、私にとっての頼れるお兄さん的存在ですから』
落ち込んだ時とか、誰よりも早く気付いて構ってくれたし……好きなんだよなぁ……。
私たちに言われたから、亘さんも渋々といった感じで、片手を上げたから、右京さんと笑いあった。
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㊙ - 更新されてないけど大丈夫ですか？楽しみにしてます (2022年7月31日 9時) (
レス) id: 6713e19a53 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 薫さんが戻って来たときの話をお願いします (2022年7月12日 13時) (レス) id: 674b34db47 (このIDを非表示/違反報告)
AΩ ?: ???????????????(プロフ) - 短編更新お疲れ様です😆🎵🎵 良かったです❤ (2022年6月25日 8時) (レス) @page31 id: 6bf6ff9524 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - 更新ありがとうございます！相棒21 薫ちゃん帰って来ますね！❤ (2022年6月23日 19時) (レス) id: c46bde8163 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 長編の方が亀更新って短編も亀更新ですね (2022年5月28日 11時) (レス) id: d17a6483f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どこかのムスメ | 作成日時：2022年3月9日 23時
