° ティナ！ - No side - ページ40
翌日になり、最後の試験が始まる前、Aはマクゴナガルに連れられて小屋に来ていた。
『先生、ここは？』
「代表選手の家族が招待されています。第3の課題を見に来るために……試験までの間、1度挨拶をしてください」
そう言われ、小屋に入れば既に2人は家族との再会をしていた。
『……お母さん？……ティナ？』
「「A！！」」
驚いた顔を浮かべて、2人が待つ所へ向かえばマリエッタに抱きしめられた。
『どうして？もっと前に教えてくれてれば良かったのに！』
「ダンブルドア先生がね、内緒にしておいてって」
『えぇ………それに、ティナが見に来るなんておじさんから聴いてない！』
「私が内緒にしてって言ったの。会いたかったわ、A。ニュートが先に会うのが羨ましかったの。それに、チャールズは仕事で忙しいみたいだし」
『私もティナに会いたかった！色んなお話がしたいのに……』
刻一刻と迫るテストに、ティナは優しく微笑んだ。
「テストが全部終わったら、夕食は一緒にとりましょ。ニュートも誘っておいたから」
『もちろん！楽しみに頑張るね！私、どんなことでも出来そう』
マリエッタに抱きしめられ続けたAは、宣言した通り今までの試験よりも頭の回転が凄まじく早かった。
試験の解答だって、教科書からノート、先生が言った言葉まで丸写しをしたのかっていうくらい、一言一句間違えずに書いた。
実技試験も、イグアナを1匹綺麗に消失させて、必要なことがない限り、何も言わない試験監督からパーフェクトと言わしめた。
「A！……待って、ねぇ、A」
『リーマス、どうしたの？私、急がなきゃ……』
「ご飯！一緒に食べよう？ジェームズ達も、君が……アレを言われたことで、だいぶ落ち込んでて……もちろん、僕も」
『落ち込ませてしまったのは、謝るわ。でも、大丈夫よ、平気なの。だから、安心してって伝えて？じゃあ、また後でね！』
実技が終わり、部屋から出てきたところでまだ呼ばれていないリーマスを華麗にかわすと、家族が待つ大広間へ向かう。
『っ！！おじさん！ティナ！お母さん！ビジー！！』
Aを待っていたかのように、控えめに手を振るティナと、彼女になにか直前まで言われていたのか、ビジーに冷ややかな目で見られているニュート、その3人を暖かく見守るマリエッタの姿があった。
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名無し84755号(プロフ) - 初めまして！作品とても面白いです‼︎続きが読みたいのでパスワード教えてもらえないでしょうか？お願いします！ (5月23日 8時) (
レス) id: 46deb2646d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 続き待ってます！！ (2023年1月9日 22時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
たみー(プロフ) - はじめまして！本作品はとても面白く、続きが気になるのでパスワードを教えて頂きたいと思っています！よろしくお願いいたします！ (2022年5月21日 14時) (レス) id: cc612285a5 (このIDを非表示/違反報告)
賢志郎（りん）(プロフ) - はじめまして！小説読ませていただいております！全部とても面白かったです！早速で申し訳ないのですがパスワードを教えていただきたいです！ (2022年3月28日 2時) (レス) @page50 id: 866c28599b (このIDを非表示/違反報告)
ルマ(プロフ) - はじめまして。小説読ませていただいております。とても面白かったです！この続きも読みたいのですが、パスワードを教えてもらうことは可能でしょうか 。 (2022年1月26日 23時) (レス) id: d200f97561 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どこかのムスメ | 作成日時：2020年11月29日 0時
