° スニベリー ページ37
テストが終わったところで、いよいよ明日の夜に迫った第3の課題についての話があるとかで、フリットウィック先生に残るように言われる。
迎えに来たリーマスに伝えれば、少し残念そうに、でも湖の端で待ってると言ってジェームズ達と出ていく。
課題の最終確認を校長先生とサリーと確認すると、少し駆け足で湖の端に向かえば、ターバンの彼……クィリナスが、焦ったように私を見つけるなり叫んだ。
『ちょっと……どうしたの？そんなに慌てて』
「ぽ、ポッター達が……スネイプのこと……」
とにかく来て！と、腕を掴まれてほぼ彼に引き摺られるように湖の端まで行けば、リリーの声が響く寸前で、ようやく事態に理解した私はクィリナスを抜かして彼女たちの元に向かった。
『リリー！！………って、どうして、セブルスの口が泡立ってるのよ……』
「彼にかまわないで。彼があなたに何をしたというの？」
「そうだな………」
リリーの質問に、ジェームズが考えるふりをした後、顔に笑みを浮かべた。
「むしろ、こいつが存在するって事実そのものがね。わかるかな………」
彼の発言で、シリウスとピーター含め光景を見ていた人達が笑う。
ブナの木の下では、リーマスが居たけど本に没頭……してる振りで、こっちを見ようともしない。私とリリーに彼は、ジェームズのそれに笑うことがなかった。
「冗談のつもりでしょうけど………でも、ポッター、あなたはただの傲慢で弱いものいじめの、いやなやつだわ。彼にかまわないで」
「エバンズ、僕とデートしてくれたら、やめるよ。どうだい………僕とデートしてくれれば、親愛なるスニベリーには二度と杖を上げないけどな」
『ジェームズ、そんな条件でリリーが納得すると思ってるわけ？』
そう言えば、首を竦めてリリーを見るジェームズ。その後ろでは、彼らによって落とされた杖を拾いにいこうとしているセブルスがいたから、先回りして拾う。
『はい、セブルス。……大丈夫？』
「………お前に、心配されるつもりはない……」
ひったくる様に、差し出した杖を取ったのと同じタイミングで、シリウスが振り向いた………けど、それよりも早く、セブルスが何か呪文を唱えたのか、ジェームズの頬から血が垂れる。
『セブルス！！！……ジェームズ！！』
ぱっくり割れた頬を見ていた隙に、いつの間にかセブルスが空中を漂い、ひっくり返ったままズボンが下がり、灰色の……お世辞にも綺麗とは言えないパンツが見えてた。
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名無し84755号(プロフ) - 初めまして！作品とても面白いです‼︎続きが読みたいのでパスワード教えてもらえないでしょうか？お願いします！ (5月23日 8時) (
レス) id: 46deb2646d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 続き待ってます！！ (2023年1月9日 22時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
たみー(プロフ) - はじめまして！本作品はとても面白く、続きが気になるのでパスワードを教えて頂きたいと思っています！よろしくお願いいたします！ (2022年5月21日 14時) (レス) id: cc612285a5 (このIDを非表示/違反報告)
賢志郎（りん）(プロフ) - はじめまして！小説読ませていただいております！全部とても面白かったです！早速で申し訳ないのですがパスワードを教えていただきたいです！ (2022年3月28日 2時) (レス) @page50 id: 866c28599b (このIDを非表示/違反報告)
ルマ(プロフ) - はじめまして。小説読ませていただいております。とても面白かったです！この続きも読みたいのですが、パスワードを教えてもらうことは可能でしょうか 。 (2022年1月26日 23時) (レス) id: d200f97561 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どこかのムスメ | 作成日時：2020年11月29日 0時
