週に一回､君と隣【夜久 衛輔】

#元後輩　夜久side ページ18

今日は日曜。今は部活終わり。1２時。


夜久「なあ黒尾、俺、告白しようと思うんだけど。早いかな。まだ知り合ったばっかだし。」


黒尾「いや、いいんじゃねえの？てかする気だから俺にいってくるんだろ？」


夜久「…まあ。」


黒尾「今度遊ぼっつったらいいじゃん。」


夜久「言った。ピアノ聞かせてね。って。」


黒尾「ならそんときでいいじゃん。」


夜久「なんかお前適当じゃね？」


黒尾「(いや、俺がアドバイスしなくても100%くっつくから。)」


リエーフ「なんの話してるんですかー？」


黒尾「夜久の恋バナ。」


夜久「は、お前言うなよ！」


リエーフ「夜久さんの好きな人ってAさんですか？」


やっぱバレてる。


夜久「そうだけど、なんでお前下の名前でよんでんだよ。」


リエーフ「？ だって俺、Aさんの元後輩ですもん。吹奏楽部の。」


黒尾「お前、吹奏楽部だったのか？」


リエーフ「はい。ドラムしてました。」


黒尾「マジか。だからあんな腕の力あんのか。」


リエーフ「Aさんにいつも元気だね。って言われてました！」


夜久「なあ、タイプとか知ってんの？」


リエーフ「タイプは知りませんけど、元カレなら知ってますよ。」


夜久「は、元カレ？」

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