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好きな食べ物、好きな色、好きな芸能人など、それこそよくある質問ばかりだったが、緊張していた私には、とても楽しい時間だった。
モトキ先輩のことを少しだけど知ることができた。それだけで、足元がフワフワするような、嬉しい気持ちになる。
モトキ「時間になったし、そろそろ音楽室に戻ろうか?」
(自分)『はい!』
部屋を元の状態に戻し、廊下にでる。2人で並んで歩くほんの少しの時間が、やけに暖かく感じた。
ミーティングも終わり、帰ろうと学校からでる。すると後ろから、さっきまで一番近くで聴いていた優しい声が私に向かってとんできた。。
モトキ「Aさん、帰りって一人?
」
私の友達の家は皆反対方向だから、いつも一人で登下校している。
A『はい。皆、家が反対方向なんです』
モトキ「そうなんだ...」
モトキ「あ、じゃあ、途中まで一緒に帰らない?」
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作者名:歩く国語辞典 | 作成日時:2019年8月12日 23時