〜１１８〜【The bygone day-to-day】 ページ23
それからの俺は、
智くんの病室に行っては声をかけ続けて
疲れたら寝て、また明日を迎える。
こんな日常を繰り返していた。
その日常が崩れ始めたのは、俺の体としては良かったことだったのかもしれない。
ただ、その事実が良い事でないのは確かだ。
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「大野智さんの容体が……急変しました…！」
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病室の外から、悲鳴のような声で聞こえてきた声。
ベッドの上でボケーっと天井を見つめていた俺には、
あまりにも衝撃的な言葉だった。
膝の上にかぶさった布団を床に投げ捨てて
思いのほか動いてた体だから、全速力で廊下を走る。
「はぁ…はぁ………はっ…」
いつもは何も感じない廊下が、とても遠く感じる。
智くんの部屋が見えてくると、
扉からはみ出るほどの先生や看護師さんたちも見えた。
そのとき、
自分の視界が、真っ黒になるのを感じた。
体の自由が、一瞬にして奪われる。
「え……、さ、櫻井さん？！」
どこかで聞いたことある声が、俺の耳元で鳴った。
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未来(プロフ) - 大宮智佳さん» んふふっ。いつもコメントありがとうございます^^ 過去…少し長くなっちゃいそうですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです^^ (2015年3月28日 7時) (
レス) id: bc60385bc9 (このIDを非表示/違反報告)
大宮智佳(プロフ) - 移行おめでとうございます！翔くんと智くんの過去…とても楽しみです！これからも更新頑張ってください(*^^)v (2015年3月27日 18時) (レス) id: 111909a009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未来 | 作成日時：2015年3月27日 16時
