〜１１７〜【The bygone day-to-day】 ページ22
「智くん！目を覚まして！」
叫び続ける俺。
「起きて！ねぇ！起きてってば！！」
何がどうなってこうなってしまったのか。
きっかけは、智くんの体が俺に反応するようになったことだ。
・
日に日に、智くんの体には変化がおきていった。
手を握っても、お腹をゆすっても、必ず指先がピクリと動く。
そう気付いたのは、最近のこと。
だから、我を忘れたように
智くんに呼びかけていることも少なくはなかった。
「智さんの体が、だいぶ安定してきたようです。」
でも、そんなことをしていても
先生が、通りかかった患者さんが、智くん自身が、俺を止めてくれることはない。
先生のその言葉が、俺の恐怖をただ引きづり上げて行くだけ。
＿＿＿＿＿だったらなんで、目を覚まさないの？
＿＿＿＿＿智くんの体が安定しているのは、嘘なの？
こんな言葉が、頭の中をグルグルと回るんだ。
だから俺は、叫んでるんだと思う。
智くんが生きている証拠を、この目で見たいから。
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未来(プロフ) - 大宮智佳さん» んふふっ。いつもコメントありがとうございます^^ 過去…少し長くなっちゃいそうですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです^^ (2015年3月28日 7時) (
レス) id: bc60385bc9 (このIDを非表示/違反報告)
大宮智佳(プロフ) - 移行おめでとうございます！翔くんと智くんの過去…とても楽しみです！これからも更新頑張ってください(*^^)v (2015年3月27日 18時) (レス) id: 111909a009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未来 | 作成日時：2015年3月27日 16時
