〜１０８〜【The bygone day-to-day】 ページ13
パッと智くんの方を見ると、もう背丈は半分くらいになってて
しゃがんで、少女へと手を伸ばしている途中だった。
必死で追いかけるけど、野次馬が邪魔で通れない。
「どけ！どけよ！！」
野次馬たちは、俺の方に見向きもしない。
・
・
・
・
みーんな、智くん………を＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
・
・
・
「翔くん！たす……け…て……っ…」
・
・
・
止まった。
全部全部、止まった。
「きゃぁ…！」
「落ちた！落ちたぞ！！」
騒ぎ出す人々。
消えた親友。
・
思考が全部停止して、涙も出てくれない。
ついていけてないんだ。
この世の中で起きた現実に。
バン…
騒いでる野次馬たちのせいか、消えた智くんたちの振動か
列車は、反転した。
「大丈夫ですか！？誰か！！」
うっすらある意識の中で思った。
＿＿＿＿＿＿＿これでよかったんだ。って。
〜１０９〜【The bygone day-to-day】→←〜１０７〜【The bygone day-to-day】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
未来(プロフ) - 大宮智佳さん» んふふっ。いつもコメントありがとうございます^^ 過去…少し長くなっちゃいそうですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです^^ (2015年3月28日 7時) (
レス) id: bc60385bc9 (このIDを非表示/違反報告)
大宮智佳(プロフ) - 移行おめでとうございます！翔くんと智くんの過去…とても楽しみです！これからも更新頑張ってください(*^^)v (2015年3月27日 18時) (レス) id: 111909a009 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：未来 | 作成日時：2015年3月27日 16時
