〜７０〜 ページ22
「どうも。」
ベッドから起き上がり、ぺこりと頭を下げる。
ベッドの近くにあるテーブルを正面に
俺と、智くんのお母さんは向き合った。
「変わってないわね。５年前と。」
うすら笑いを向ける智くんのお母さん。
不覚にも、それを怖いと感じてしまう自分がいた。
「そ、ですね。」
それに返す返事。
熱のせいか、それとも緊張を取り戻したのか
口がうまく動いてくれない。
・
「あれから、智を支えてきたの？
守っていたりするようには見えないけど。」
・
その言葉は、俺の心にストレートに刺さる。
そうだ。
熱出して、迷惑かけて。
今だって、智くんはいい思い、何もしていない。
支える？守る？
そんなの口だけだったのかな。
・
「で、す、よね…
頼りなくて、ホントにごめ…っ……」
「なに？口だけだったってコト？
自分が、一体どんなことをしたのか思い出してごらんなさいよ！！」
遮られた言葉は。
・
「智の人生を、あんたが全部奪ったのよ！！」
・
あの頃の、声と、表情と、まったく同じものだった。
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未来(プロフ) - 大宮智佳さん» コメントありがとうございます＾＾どうなっちゃうんでしょうねぇ…(･Θ･;)ちょっと長くなってしまうかもしれませんが、お付き合いくださいませρ(´ε｀*) (2015年2月23日 15時) (
レス) id: bb023f52d8 (このIDを非表示/違反報告)
大宮智佳(プロフ) - 移行おめでとうございます！続きはどうなるんだろうっていつもワクワクドキドキしながら読んでいます♪これからも更新楽しみにしてます(*^▽^*)更新頑張ってください!! (2015年2月23日 14時) (レス) id: 111909a009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未来 | 作成日時：2015年2月21日 12時
