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Tierra.✓うらたさん。やっぱり死にたくないです。私は、生きていたい。
うらたぬきそ。俺から言えることは、生きろって事だけかな。取り敢えず良かったよ。
あぁ、なんて優しいんだろう…
生暖かいナニカが頬を伝った。
ガチャリ…
鍵を開け、暫く泣いていると、まふくんとそらるさんが息を切らして走ってきた。
ま「Aちゃんっ」
そ「どうした!?」
ま「だ、大丈夫!?」
『まふくっ、んっ…』
そ「落ち着いて。大丈夫だから」
『そらる…さん…』
ま「大丈夫?」
心配かけてごめんなさい…。
そ「大丈夫。」
声には出てないのに、2人には届いたみたい。
まふくんとそらるさんがニコニコしてる。
『ありがとう。』
今度はちゃんと、口にした。
そのあと、ののかちゃんとうらたさんを迎えに行って、お礼を言った。
暫く、ののかちゃんは家で預かることにした。
今日はまふくんが泊まってくれるみたい。
ま「やらしいことなんて考えてないからね!?Aちゃんとののかちゃんを守るためだからね!?」
−−−
みじかっ!?
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作者名:花淀玉紀 | 作成日時:2018年6月14日 19時