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それからまた三ヶ月後
彼が束.縛彼氏になるきっかけの事件が起きてしまった。
「ねぇ、Aちゃん」
いつものほわほわくんからは想像できないほどの冷たい声
「なに、?」
「これ、どういうこと?」
そう言って見せられたのは、大学の男友だちと二人でご飯を食べている写真
「ちがっ、これは」
「え、何がちがうの?楽しい?俺以外の男と二人っきりでご飯食べて、こんなに笑っちゃってさ。俺がご飯いこーって言ってもいっつもいっつも勉強あるからって断ってたくせに、他の男と浮気ですか。」
「ちがうの、これは授業の間がちょうど暇で、お腹空いたねっていって入っただけで、浮気なんかじゃ」
「そんなの誰が信じるの」
「本当だから、お願い、信じて」
「ふーん。だったらさ、言葉だけじゃなくて行動で示してよ」
「ど…どうやって…?」
「んー、例えばー」
そう言いながら私の両腕をコート掛けに括る彼。
「俺のたったひとりの女になってよ」
ニタリと笑った。
これがすべての始まりだった。
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可愛川麗華 - もえぽすさんの作品めっちゃ好きです!ホンマに聡ちゃんの一変した感じを見るとまた次もって中毒性があるんですよ!この作品が終わったらで宜しいので、是非アンケートさせて下さい!私は関西出身なので彼女は関西出身で聡ちゃんの甘い感じの物語が見たいです! (2019年6月9日 23時) (レス) id: 03ed3147e8 (このIDを非表示/違反報告)
もえぱす(プロフ) - セーラーローズさん» セーラーローズさん!!覚えててくれてありがとうございます(;;)お久しぶりです!! (2019年5月17日 21時) (レス) id: 26babc5e3c (このIDを非表示/違反報告)
セーラーローズ(プロフ) - もえぱすさん、お久しぶりです(^o^)! (2019年5月16日 23時) (レス) id: 1a91ea82b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もえぱす | 作成日時:2019年5月16日 22時