検索窓
今日:136 hit、昨日:450 hit、合計:243,982 hit

私達を繋ぐもの 18 ページ19

白鳥刑事を先頭に私たちは地下へと降りる。

中は薄暗く、とても埃っぽい。



「ところで夏美さん。なぜ、パスワードが世紀末の魔術師だったんでしょう」

セルゲイさんが後ろから質問をする。



「多分、曽祖父がそう呼ばれていたんだと思います」




(快斗は知ってたんだね)



私は周りを警戒しながら進んでいく。




ガラッ。




すると岩陰から物音が聞こえた。


全員が息をのみ、岩陰を見る。
スッと白鳥刑事が私の前に立った。

「白鳥刑事...?」






そしてそこにいたのは....






「あ!コナン君!」

少年探偵団だった。




どうやら秘密の入り口から落っこちてここまで来ちゃったらしい。

バラバラで行動するのは危ないということで、みんな一緒に行動することになった。






少年探偵団が歌を歌う。

本当は混ざりたいが、スコーピオンがどこにいるかわからないため気が抜けない。






少し進むと扉が目の前に現れた。


「あれ?どこかで道を間違えたかしら」


夏美さんが首をかしげる。



白鳥刑事が扉の中心を照らした。

すると光彦君が真ん中に描かれている鳥に指をさす。





「あれ?あの大きな鳥だけ頭が二つありますよ」



哀ちゃんが答えた。


「皇帝の紋章ね」

「王冠の後ろにあるのは太陽か」




コナン君がしゃべる度、蘭の鋭い目線がいく。


コナン君は気づかないまま、白鳥刑事の方へと駆け寄った。




「白鳥さん!あの王冠に向かって細い光を当ててみて!」


「あ、あぁ」



白鳥刑事は言うとおりにライトを細くし、当てる。

その瞬間、王冠が光り地面が揺れ始める。





ゴゴゴゴ……






そして先ほどよりも大きな階段が現れた。




「なんて仕掛けだ...」



蘭のお父さんが驚く。




私は息を整え、階段の下へと向かっていった。

私達を繋ぐもの 19→←私達を繋ぐもの 17



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (143 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
457人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 怪盗キッド , 工藤新一   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

にこ - 『結婚おめでとう!爆誕!黒羽夫婦!』はうけるw (2021年5月5日 12時) (レス) id: 637833a828 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぉ(プロフ) - 初コメ失礼します!とっても面白すぎて感動しました!!もしかしてなんですが、某戦争屋実況者好きですか?!言葉選び見てたら何となくかんじただけです。突然失礼しました。。応援してます! (2020年8月11日 17時) (レス) id: 3df50c7f72 (このIDを非表示/違反報告)
えむあんどえー(プロフ) - 英里佳さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます!かっこいい彼を文で表現出来たのなら嬉しいです!続編も頑張ります! (2020年5月31日 1時) (レス) id: 1b31a8cf99 (このIDを非表示/違反報告)
英里佳 - 初めまして。読みました!快斗くんかっこいいですね!続編みたいです! (2020年5月30日 23時) (レス) id: 53aa3a6253 (このIDを非表示/違反報告)
えむあんどえー(プロフ) - ゆうさん» 破局から始まり、破局で終わってしまいました……笑。そしてコメントありがとうございます! (2020年5月30日 21時) (レス) id: 1b31a8cf99 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:えむあんどえー | 作成日時:2020年5月23日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。