15.気まずい雰囲気 ページ15
「私…太郎くんみたいな人に好かれたの初めてなんだけど」
静ちゃんは驚いていた。
そんなに、驚くこと?
「なんで?可愛いから普通にモテるでしょ」
「俺は静よりAちゃんの方がいいけどなぁー♪
静はどうなんだよ?興味あったらデートしてみたら!
女川って意外と面白い奴だぜ!」
照島は受かれている。
「静ちゃん、LINE教えてよ」
俺はスマホを取り出した。
「うん、いいよー!」
そんなやり取りをしていたら
ライブが始まった。
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照島side
「Aちゃん。俺にもそろそろLINE教えてよぅ〜」
俺、結構本気なのにいつも流されてるのは
チャラそうに見られてるからなのかな。
Aちゃんは、明るくて優しくて気配りも出来て
学校では女子からも男子からも人気者だ。
最初は美人の静目当てに二人に近づいたけど…
話してるうちに、Aちゃんに惹かれていった。
本当にすっごくいい子。
だから、好きなんだ。
「Aちゃん?」
なんだかさっきから、様子がおかしかった。
「あのさ。俺、軽く見えるかもしれないけど
Aちゃんに声かけてるの
遊びとかじゃないからね?」
Aちゃんは黙ったままだった。
「今日は…もう帰ろうかな」
向こうでは女川と静が二人で話していた。
二人に気を使ってるのかな?
やっぱり、優しい子だな。
「じゃあ、俺送って行こうか??」
「大丈夫だよ…二人に、挨拶してくるから」
やっぱりなんか、変だなー?
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茜(プロフ) - 沙弥さん» コメントありがとうございます。物凄く嬉しいお言葉です!読んでみたいな…と思うキャラの小説が少ないので自分で書くしかないっていう動機もあったんですが、少しでも楽しんで頂けたならよかったです。更新の励みになります。頑張ります。 (2017年11月23日 4時) (レス) id: ac176d995c (このIDを非表示/違反報告)
沙弥(プロフ) - 茜さんの作品いつも楽しく読ませていただいています!小説の少ないキャラの作品を多く書いていらしたり他の作者さんの作品とは違う魅力がありいつも作品に見入っています!今回の作品もとても面白いです!応援してます!長文失礼しました。 (2017年11月23日 1時) (レス) id: ad5e6b267f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茜 | 作成日時:2017年11月22日 11時