#199 ページ11
ヒスイ「あの方は私に告げました、この先に待つのは絶望、一万を超えるドラゴンの群れがこの国を襲ってくる、街は焼かれ、城は崩壊し、多くの命が奪われる」
ダートン「そ、そのようなことがあれば大魔闘演武など即刻中止に、、」
ヒスイ「なりません」
A「ちょっと待って」
そこにさっきまで隠れて話を聞いていたAが前に出た。
ヒスイ「あなたは、魔獣使いの、、」
A「Aと申します、お姫様」
ダートン「おまえ、どうやってここに」
驚く二人に深々と礼をしてから二人の所まで近づいた。
A「少し手荒な真似をして。姫、失礼ながらお話を聞いていましたが、その話、信憑性はあるのですか？」
ヒスイ「私とて半信半疑です、なのであの方とある取引をしました」
ダートン「取引？」
ヒスイ「この大魔闘演武があり得ない結果で優勝すると聞きました」
A「あり得ない、結果？」
ヒスイ「そのことをお話しできませんが、特殊で予想は不可能な結果なのです」
ヒスイの言葉に二人は黙った。
ヒスイ「Aさん、あなたには大魔闘演武が終わるまで、扉を壊さないで欲しいのです」
A「そんなことを聞いたら壊せません、というかまず大臣がおっしゃったやり方はおかしいです、何か隠してますよね？」
Aがそう言ってダートンに詰め寄ると、彼は首を横に振った。
ダートン「私とて知りません、エクリプスを破壊できると私に助言したある占い師から聞いたのですぞ」
A「ある、占い師？」
またもや現れた怪しい人物にAは眉を窄める。
ヒスイ「とりあえず今は、静かに大魔闘演武の結果を待つしかないのです」
彼女の言葉にAとダートンは頷いた。
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YURIA MARGARET(プロフ) - hana87akamiruさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて、本当に嬉しいです。これからもこの物語をよろしくお願いします！ (2021年4月18日 20時) (
レス) id: db1067e6ca (このIDを非表示/違反報告)
hana87akamiru(プロフ) - FAIRYTAIL大好きなので書き続けてもらえてすごく嬉しいです！話の内容も面白くてこれからも楽しみにしてます！！ (2021年4月18日 15時) (レス) id: 0e72edcdaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YURIA MARGARET | 作成日時：2021年3月18日 20時
